このブログでは自分のカタナいじりについて(主に)書いておりますが、逆にコメント欄で情報を頂くことがあります。
折角の有益な情報なのでそれらを纏めておこうと思います。
整備時にセンター・スタンドを活用
タイヤ交換の作業で、ジャッキがーつしかないので前後同時にジャッキアップできないと書いたら、整備のときだけセンター・スタンドをつけると良いですよ、とコメントを頂きました。
これは良いアイディアです。が、自分のカタナを眺めていてセンター・スタンドの取り付け穴はリア・ブレーキのトルクロットの固定に使用していたのを思い出しました。残念ながら今のところはこの方法は使えませんが、何とか工夫してみようと思っています。
シフトの不調の要因について
私のカタナはシフト・アップ時にシフト・ペダルが戻ってこない、という事象が発生することがありました。
シフトのリターン・スプリングが弱っているのでは?と交換もしましたが解決はせず。(ペダルが戻ってこないのがシフト・アップのときだけでシフト・ダウン時は問題ないので、薄々スプリングの問題ではないのでは?と感ずいてはいたのですが)
結局はエンジン・オイル(ミッション・オイルも兼ねる)をしっかり交換することで不調は収まりましたが、何かモヤモヤは残っていました。
すると、先日 “ギヤシフティング の6番、7番の部品(板状の部品でシフトドラムを回転させるラッチ)が痛んでいたのが原因” との情報を頂きました。
これは大当たりかもしれません。事象も似ています。
部品代も安いので早速注文しました。来年の春までには交換して具合を見てみようと思います。
自分だけではこの部品にまで辿りつけなかったはず。教えていただき本当にありがとうございました。
※因みに品番は、
6番 品番[ 25323-34201 ]ポール、ギヤシフト、NO.1 ¥442
7番 品番[ 25324-34201 ]ポール、ギヤシフト、NO.2 ¥442
です。
ファイナル・エディションのメーター・ケーブルについて
私のカタナは、フロント周り(ホイールやフォーク等)をゴッソリGSX-R1100(GU74)のものに換えているんですが、こうしたとき、ホイールのメーター・ギアとスピード・メーターをつなぐケーブルのようなパーツをどうするか?という事になります。(カタナの純正部品か、流用している他車種のパーツか、はたまた別の車種のパーツか)
この場合はGSX-Rのメーター・ケーブルがそのまま使えた(逆にカタナ純正のメーター・ケーブルは使えない)のですが、その他にカタナのファイナル・エディションのメーター・ケーブルがGSX-R1100のメーター・ギアに組み合わせ可ですよ、との情報を頂きました。
スピード・メーター・ケーブルも結構切れる(切ってしまう)ものなので、使えるパーツ品番の選択肢が増えるのはありかたいことです。
(GSX-R1100(GU74)も30年近く前のバイクなので、いつまでパーツが手に入るかという心配もあるので。)
GU74型のGSX-Rのメーター・ギアの取り扱いについて
これは厳密にいうとカタナではなく、GSX-Rのパーツなのですが、カタナにGSX-Rのホイールを移植している人も多いと思うので。
このメーター・ギア、ケーブルを取り付けるネジ部分は樹脂になっているので、頻繁に付け外しをしていると、ネジ山が磨耗して痩せてしまうそうです。
考えてもいなかった事でしたが、自分のメータ一ギアを見てみたら、大分ネジ山が痛んでいました。これからは慎重に作業しなければと思いました。
FCRのバルブ開度のバリアブル特性について
これもカタナ固有の話ではないのですが、FCRについてのコメントを頂きました。
アクセル・グリップの開き具合(開度)とFCRキャブレターのバルブの開度は一致していなくて、アクセルの開け始めはバルブの開きが少なくて後半になると一気に開いていく特性とのこと。
実際確認してみると、結構違うものです。今まで、ジェット(特にニードル)の守備範囲がケーヒンのマニュアルに書いてあるのと実際では微妙に違う気がするなあと感じてもいましたが、これで納得できました。
あと、レギュレート・レクチファイアをMOS型のものに換えたのも、コメント欄で教えていただいたことがきっかけでした。
お会いした事の無い皆さんからこんなにも情報をいただけるとは嬉しい限りです。ブログをやって良かったです。