先日、トヨタの考案したアルミテープ貼り付けによる空力改善のチューンの記事を見つけ読みました。
初めてこの話題を知ったのはこのHatenaで購読しているブログで、なかなか面白いなぁ、自分のクルマやカタナにもやってみようかなぁ、なんて思いながらすっかり忘れていたのですが。
トヨタが発表したのが昨年の秋頃?で、発表直後からクルマ好きの間ではかなりの話題となったようです。Googleの検索ワードで“トヨタ アルミ”と入力すると“トヨタ アルミテープ オカルト”なんて候補ワードが表示される程。
上記の記事はトヨタがこの方法を開発した経緯や理屈が分かり易くまとめられていて、また施工のポイントまで紹介されていて益々興味が増しました。静電気がそんなにも影響しているとは。アルミテープを貼りつける箇所も案外簡単に貼り付けられる場所で良いようです。
アルミテープを貼るだけといわれるともどうしてもオカルトっぽいというか眉唾ものなのですが、あの考案したのはあのトヨタで特許を取得し、しかも既に量産車にも採用しているという事なので大いに期待が持てます。
ちょどアルミテープを持ち合わせていたので早速クルマに貼ってみました。
200kmほど走った感想としては、ハンドリングの変化は殆ど感じられず。でも高速道路での走行では空気抵抗が明らかに減少しているんじゃないかな?と感じられました。
クルマの安定性が向上し、風切り音も減少。巡航時の瞬間燃費計の数値もいつもより改善していました。
期待したほどの効果が無かったような有ったような。
もっとも貼ったのはずっと前にダイソーで買ったアルミテープ。形状も切れ目も入れていないただの四角。
上記の記事でも書いてあるようにテープの接着剤は導電性のあるものが望ましいとのことなので、ちゃんとしたテープで櫛のように切れ目を入れて角をつけた形状にしたものを貼ればもっと効果が感じられると思われます。
例えばこんなのでしょうか。
因みにトヨタからは純正部品としてアルミテープを購入することが出来るそうですが、驚いた事にAmazonでも取り扱っていました。
やはり相当な反響があったようです。しかし、カスタマーレビューの星の数は3つ。あれれ?効果はあまり無かったのだろうか?と思ったら、評価の低さは価格が高すぎる事でした。
トヨタのディーラーで取り寄せれば500~600円程度なのにAmazonの価格は高すぎる!という評価がゴロゴロ。まぁもっともですね。*1*2
ともかくちゃんとした導電性のアルミテープで再度試してみようと思っています。
そして当然ながらカタナにも施工してみる積りです。プラスチックのカウル部分はかなりの静電気を帯びていそうですし。
ただクルマと違ってライダーの身体がむき出しで風を受けるので、果たしてどの程度の効果が感じられるのか?という疑問もあります。
また、フロントフォークやリアサスペンションといった可動部分も静電気は溜まるはず。ここに貼り付けたらどうなのか?とかとても興味があります。
まずはバイクの冬眠明けが楽しみになってきました。