自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

宮古島の旅 - 2日目(伊良部島)

 二日目

 アラームのお陰で無事予定の時刻に起床。少々頭が重いけど気分は悪くない。窓の外を見ると薄曇りだけど雨は降っていないので一安心。

  急いで身支度をして荷物を持って一階に降りてレストランで朝食(ごく普通の和食)をとり、チェックアウトする。

 

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▲「三笠」というのが昨夜食事した食堂。24H営業なのでホテルで朝食を食べず、ここで食べても良かったかもしれない。

 

 早朝の人気の少ない街をモノレールの「県庁前」駅に向かって急ぐ。

 ちょうど中国人観光客の爆買いが話題になっていた頃。駅に向かう途中でも大きなスーツケースやお土産が詰まった段ボール箱を抱えた中国人観光客が目に付きました。
 

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 予定通り那覇空港に到着。まだ朝早いせいか、人の数はそこそこいるけど何となく静かな雰囲気。

 

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  出発まで少々の時間をつぶし、宮古島への短いフライト。

 このフライト中、機内放送の音楽番組を聴いていたら、聞き覚えのある独特のリズムの懐かしい曲がかかりました。機内誌のプログラムを見るとMiriam Makeba の「Pata Pata」という。

 小学生の頃に耳にして印象に残っていたのだけど歌手も曲名分からないまま今に至っていたのでとても嬉しい。とても得した気分。旅行から帰ったらCDを探してみよう。

 

 

 宮古島には定刻に到着。

 ここで予約していたレンタカー会社の人と落合い、宿泊するホテルまで送ってもらいクルマを受け取ることになっています。

 予約確認の電話をくれた女の子の説明では、係の人はひまわりのシールが貼られたプレートを持っている、といっていた。女の子が待っているのかと半分期待していたのだけれど、残念ながらガタイの良いおじさんだった。

 このレンタカー会社を利用するのは自分の他に那覇からゴルフをしに来たというシニアの御一行で、一緒にワンボックスカーに乗り込みホテルに向かう。この団塊の世代の御一行の元気なこと。まだ午前中なのに下ネタを織り交ぜた会話が賑やか。

 ホテルでレンタカーの手続きをしてクルマを受け取る。クルマはファンカーゴ。予約した時点でこれしか残っていなかった。 

 

 さぁどうするか。空はいつ雨が降ってもおかしくない曇り空で気温もあまり高くは無い。海で泳ぐくらいしか予定というか目的は無いので、こうなると手持無沙汰になる。

 仕方ないのでレンタカー屋さんに勧められた伊良部大橋を渡って伊良部島に行くことにする。

 橋はなかなか立派で、天気が良いと海がきれいで素晴らしい景色だろうと思うが、伊良部島に何があるのかさっぱり分からない。

 島に渡って目に付いた「牧山公園」という看板の方に行ってみる。が、展望台以外何もない。たまに1~2組観光客が来てはすぐに引き上げていくので実に静か。

 

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▲右が旅の相棒のファンカーゴ

 

 

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▲公園の横はサトウキビ畑。

 

 

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 展望台で景色を眺めるだけ眺めてそろそろ行くかと思ったら、とうとう雨が降って来た。傘はクルマの中に置いてきているけど雨は直ぐに止みそうな気がしたのでそのまま雨宿り。

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 改めて周りを眺めるとなかなか良い展望。宮古島が見渡せるし伊良部大橋も見える。海もきれい。雨の音しか聞こえない穏やかな静けさで、今思うと贅沢な時間だったと思います。

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 思ったとおり雨は十分ほどで上がった。展望台の階段を下りていくとカタツムリの姿が。角を動かしながらゆっくりと進む姿が面白くて見入ってしまう。そう言えばカタツムリを見たのは物凄く久し振り。

 

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 牧山公園を後にし、島をドライブする。

 

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▲途中で見つけたビーチ。多分「渡口の浜」だと思います。この親子一組しか人が居なかった。この頃から天気がどんどん良くなってきました。

 

 

 どんどん走っていくと飛行場が見えてきた。下地島空港で、いつの間にか下地島に渡っていた模様。この飛行場、以前はJALANAの訓練所として使われていたらしいです。(今は定期便の運航も無く、整備はしっかりされているようでしたが閑散としていました。)

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▲フェンスの向こう側が下地島空港

 

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▲空港近くの海岸。きれいな海岸がそこらじゅうにありました。(写真ではあまりきれいには見えないですが)

 

 

 時刻は12時を過ぎたので、そろそろ昼飯でもと食事処を探しながら走る。でもサッパリ見つからない。

 途中見かけた小さなスーパーで「黒糖アイス」の幟が立っていたので、これは見逃せないとクルマを止めて店内に入り黒糖アイスを買って食べる。が、期待が大き過ぎたようでした。

 

 さらにクルマを走らせるが食事処は見つからず。これは宮古島に戻って探した方が良いかな、と思い始めた頃ようやく見つけました。

 

f:id:sword749:20170316222723j:plain▲「なかやすみ食堂」。またいつか行きたいと思う。

 

 時刻は既に14時過ぎ。店内にお客の姿は無し。少々中途半端な時間でもあったし、軽るく「沖縄そば」にする。(まずは沖縄そばを食べたいというのもあった)

 一旦「ソーキそば」を注文したけれど、旅行中は野菜の摂取が不足しがちなので「野菜そば」に変更してもらう。

 「野菜そば」はたしか500円。大して期待はしていなかったのですが....たっぷりのチャンプルー(炒め物)が載ってボリュームは十分。豆腐やかまぼこ、ポークも入っている。そしてマグロの刺身(”漬け”だと思う)やマカロニサラダ、それと良く分からない小鉢が2つ付いていてとても豪華。そばも小鉢もどれも美味しい。これで500円とは!と嬉しくなった。(多分、この旅で一番満足した食事でした。二番目は「三笠」の「ポークたまご」定食。)

 ここには是非また食べに行きたいと思う。

 

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▲店の周囲はこんな感じ。人影は見当たらず。とても静か。

 

 

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宮古島からみた伊良部大橋。かなり青空が広がって来ています。