今回の旅の宿は「ホテルサザンコースト宮古島」というホテル。ビジネスホテルタイプだけど、部屋は広いしきれいで良いホテルでした。
街の中心部からは少しだけ離れているけど(徒歩15分くらい)、道路を挟んで目の前が「パイナガマビーチ」というのが良いです。泳ぐには他のビーチの方がよいけれど、やはり目の前が海というのは気持ちが良いです。
夕食をとるにはまだ早いので近くを散策する事に。以前の宮古島旅行でたまたま見つけた「沖の光」という泡盛の酒造に行ってみることにしました。
場所がうろ覚えだったのでホテルのフロントで訊いてみる。ついでに食事処も。
フロントマンは観光地図を出すと「沖の光」の場所や繁華街の場所を分かり易く説明してくれました。「沖の光」の直売所は何時までやっているのだろう?とつぶやいたら "分かりかねますが...ちょっと訊いてみましょう” と電話に手を伸ばす。
そこまでしてもらわなくて結構です、と遠慮したけれど、流石はプロだなぁと嬉しくなった。
「沖の光」へはクルマにナビが付いているので迷わず行けました。見覚えのある道路風景となりやがて酒造に到着。
因みに前の旅では宿が貸してくれたクルマにナビが無く、地図は?と訊いたら観光パンフレットの地図を渡されました。(結果的にはその地図で事足りましたが)
クルマを直売所の前の駐車スペースに止めると同時に店の人が外に出てきて、“こんにちは” と笑顔で出迎え。もしかするとホテルが電話してくれたのかも知れない。
こちらで造っている泡盛の説明をきき、これがお勧めですという古酒がブレンドされているちょっと良い泡盛を買う。ついでにホテルの部屋飲み用にスタンダードの泡盛の360ml瓶も。
「沖の光」酒造を後にし、ホテルから西にクルマで5分程の所にある大型スーパー「マックスバリュ」に行く。
今後数日間の飲み物(さんぴん茶やうっちん茶とか)をまとめて買っておくためでもあるけれど、旅先のスーパーを覗くのは面白いので好きなのです。このマックスバリュも本州と同じような店構えと品揃えだけど、沖縄ならではの品もあります。
麺売り場には宮古そばが。豆腐売り場にはジーマミー豆腐。レトルトコーナーにはタコライス、惣菜売り場には各種チャンプルーや沖縄風天ぷら、ポークと玉子のおにぎり(大好物)、サーターアンダギー等々。
清涼飲料売り場にはいろいろなメーカーのさんぴん茶が。逆にうっちん茶は少なかったです。消費量はあまり多くは無いのだろうか?
他にもマンゴージュースや米から造った「ミキ」という見慣れない缶入りドリンクもありました。
さんぴん茶の2Lボトル(特売品で確か80円くらい。地元客らしき人が何でこんなに安いんだ!?と言っていました)と500mLボトルを2本、うっちん茶の500mlのボトルを一本買う。
お酒のコーナーも泡盛がとても充実。地元の泡盛をはじめかなりの種類が棚に並んでいる。しかも安い。部屋飲み用はここで買えば良かった、と思う。
ホテルに戻ると急に疲れが出てきて身体がダル重状態となる。
元々ちょっと疲れ気味のところへ昨夜の深酒と睡眠不足が効いてきた感じ。街の繁華街まで行く気になれず、ホテルの近くの居酒屋に行く。
居酒屋は意外と混んでいて先客二人との相席となった。アスリートっぽい30代後半の男性と、20代の普通の若者。二人とも一人旅で、同じサザンコーストに宿泊だった。
旅の話をしながら食事する。(二人はハブ酒にチャレンジしていた)二人ともノープランののんびり旅らしい。
アスリートっぽい人はやはりトライアスロンをやってるそう。宮古島にはスキューバダイビングで来たこともあるそうでかなりのスポーツマン。砂山ビーチの話をしたら"そこは遠いのですか?" と訊くので、クルマで10~15分位と言ったら、“丁度良い距離なので明日の朝ランニングで行って来ます”、と言っていた。
20台の若者の方は宮古島の事を全くのノーリサーチで来たそうで、"美味しいお好み焼屋があるときいたのだけど、宮古島には他に何があるんですか?"などと言って我々を唖然とさせた。
その辺をぷらぷらしただけで、つまらなかったと帰られては勿体無い。
トライアスリート氏と共に宮古島は海がきれいで有名なのだから海で泳ぐべきだ、と説得する。
ビーチにはレンタルショップもあるから是非シュノーケリングをやってみろ、珊瑚と魚が沢山いて楽しいぞ、と。(マックスバリュで安いシュノーケルのセットを売っているのでそれを買うのも良い、とも)
料理と酒を平らげたところでお開きにしましょうとなった。
ところが会計をしたところ、告げられた金額は予想よりちょっと高く感じた。(レシートはくれなかった)二人も一瞬微妙な表情をしていたので、同じように思ったのかもしれない。どうやらお通しの値段がちょっと高いみたい。
ブラブラと歩いてホテルに戻り、風呂に入って早目に眠りに付きました。なかなか充実した一日でした。