カタナのフロント・ブレーキ・ホースを変更しました。
ハンドル変更によりブレーキホースがカウルに干渉するようになってしまったのです。
今まではハンドルを切ったときにカウルに軽く干渉する程度だったのですが、ハンドルを変えてブレーキホースの位置が変わったことによりかなり強くカウルに当たるようになってしまいました。
私のカタナのフロントブレーキのマスターシリンダーはNISSINの19mmのラジアルマスターを装着しております。このマスターシリンダーは、ホースを接続するボルト穴が下向きであることやNISSINのラジアルマスター形状からホースの取り回しの自由度が少なく、一般的な形状のバンジョー*1を使うとホースが前方向を向くことになり、カタナのようなカウルがあるとカウルにホースが干渉しがちとなります。二本ダブルで接続しているので尚更です。
それで、ブレーキマスターにはホースを一本だけ接続し、途中で二本に分岐する方式に改めることにしました。またより良いホースの取り回しになるように、マスターへの取り付けは90°に曲がったバンジョーを使うことにしました。
話はずれますが、このラジアルマスターのなかなか良いと思います。この前に装着していた同じNISSINの14mmのマスターとの比較になりますが、ピストン径が拡大したのでブレーキの効きは良くなったし、効き加減のコントロール性も良いです。（所謂、カックンブレーキではないです）
フロントブレーキのNISSINの４ポットのキャリパーとの相性は良いと思います。
さて、今回用意したパーツです。
- 90°角のバンジョー（ACTIVステンレス製） ｘ１個
- ブレーキホース（G00DRIDGEステンレスフィッティング）
210mm ｘ 1本、460mm ｘ1本、535mm ｘ1本 - バンジョーボルト（ノーブランド シングル）P 1.25 ｘ 1個
- 3WAYアダプター ｘ１個
90°角のバンジョーつて、他の角度（0°や30°とか）に比べ値段が高いです。１個で2,000円～3,000円くらいします。
しかし、たまたま某中古パーツショップを覗いてみたら、ハーレー用のブレーキフィッティングキットの売れ残り品が格安（990円！）で売られており、その中に90°角のバンジョーが含まれていたのでそれを購入しました。
ブレーキホースも同じショップで売れ残り品らしきもの（460mm長）が格安で売られていました。
そのパッケージにはなぜか210mm長のホースも入っていました。どちらも汚れとか使用感は無いので未使用品と思われます。
長さが合って使えたら儲け物、と買ってみたのですが、結果的に長さは丁度ぴったりでした。（2本あわせて590円!!で入手できました）
それ以外のもう一本のホース（535mm長）とバンジョーボルト、ホースを分岐する3WAYアダプターは新品を購入しましたが、お陰で総費用はかなり安く済みました。
但し、ちょっと失敗をしてしまいました。
購入した535mm長のホースはネットショッピングで購入したのですが、「クリア」のホースを注文したつもりが「スモーク」色のものが届きました。
購入サイトを確認してみると商品名にはしっかりと「スモーク」と表記されていたので私の注文ミスです。
間違えたのは、商品の写真にホースの色が「クリア」の写真が掲載されていて、すっかり「クリア」色だと思い込んだからです。ネットショッピングに慣れての油断でした。
ビルドアライン(build a line) ユニバーサル ブレーキホース ロードモデル用 ステンレスフィッティング スモークホース ホース全長535mm B30495S
- 出版社/メーカー: ビルドアライン
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どうしようかと思いましたが、返品する手間とコストも勿体無いし、極端に色合いが違うわけではないので、このまま使うことにしました。（左右で色違いもお洒落、とポジティブに考えることにしました）
交換作業そのものには特筆するところありません。ホースの分岐の向きをどうするか現物合わせで決めたくらいです。
このとおりブレーキマスター周りがスッキリしました。
ブレーキの性能が変わる訳ではありませんが、新しいパーツに換えると何か嬉しいです。
SWAGE LINE(スウェッジライン) 3WAYアダプター AN3-AN3-AN3 SLP408
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*1:ブレーキホースをシリンダーやキャリパーヘ接続するためのパーツ
