材料の加工ができたので、柱を建てて組み上げていきます。
まず一本の2×4の柱を建てます。(穴をあけた方が下になるように立てます。)
垂直になっているかIPhoneの「コンパス」アプリでチェックしました。(コンパス画面を左にスワイプさせると水準器に変身します。)
垂直に調整したら、その柱から71cm横にもう一本の柱を建てます。その際、このように床や天井に目印のテープを貼っておくと良いです。
この柱にテレビの壁掛け金具を直接固定するのが手っ取り早いのですが、今回はーエ夫した構造としています。
柱に1×8の板を6本のボルトで固定します。多少穴位置のずれはありましたが、ちゃんと固定する事ができました。(この穴の位置が合っていることが一番の肝だったので、一安心です)
この1×8の板に壁掛け金具を固定します。
この状態で1×8の板の水平具合を確認します。若干(1~2度)傾いていたので、板に水平線を鉛筆で引いて一旦外します。
この水平線を基準にテレビ壁掛け金具の固定穴位置をマークし、穴をあけて背面につめ付きナットを取り付けます。*1
これを再び柱に取り付け、テレビの壁掛け金具を6本のボルトで固定します。*2
壁掛け金具自体も結構重たいのですが、柱のぐらつきも無く、強度の心配も無さそうで一安心です。
このような構造としたのは、TVの位置を極力壁に近づけるためです。
柱に直接壁掛け金具を取り付けると柱の厚さ(38mm)だけTVが前に出てしまいますので。これをどうやって解消しようか、どういう構造が組み立てやすいだろうか?といろいろと考えました。
後は棚板の取り付けです。
棚受けをネジ留めで取り付けるだけですが、棚受けに添付されていたネジは若干細くかった(2.4mmか2.7mmくらい)ので、別に3mmの太さのネジを調達して固定しました。
これも水平をしっかり確認しながら取り付けました。
完成です。
細かい作業は端折って書いたこともあり、簡単に出来たように感じられると思いますが、実際には朝の10時くらいから始めて夕方の5時くらいまでかかりました。
オートバイの整備同様、予想していたより時間がかかりました。まあ途中であれこれ考え直したりしながら作業しましたので仕方無いです。
いよいよテレビの設置。テレビにも金具を取り付けて壁掛けします。
棚にも各種レコーダー等を置いてアンテナケーブル等を接続して、遂に設置完了です。
昼食もろくに食べず、殆ど作業しっぱなしだったので空腹と疲れでヘトヘトでしたが、自分の思い通りのテレビの壁掛けと棚を設ける事ができたので大満足です。
この満足感がDIYの醍醐味です。