自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

バランスボードを作ってみました~"弦長"の求め方

 ちょっと思うところあってバランスボードなるものが欲しくなりました。

 足腰や体幹を鍛えるのにも良さそうだと。オートバイを乗るにもプラスになると思われます。

 調べてみるとバランスボードはいろいろなのがありますが値段は総じてそんなに高くはないです。

 

 


 でも購入するのはちょっと躊躇があります。

 この手のエクササイズ・グッズは過去にも手を出したことがありますが、暫くすると飽きて使わなくなるのでは明白。

 使わなくなって部屋の隅に放置 → 邪魔だから処分(捨てる)という未来が目に浮かびます。

 価格の高い/安いに関係無く、物を捨てるというのは極力避けたいと思っています。

 余計なゴミは出したくないですから。


 そもそもこのバランスボードというもの、構造はとても単純なもの。

 あり合せのもので作れないだろうか?と考えていたら、自作したベール缶の椅子の座面が目に付きました。

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 こいつの裏側の真ん中に半球状のものを付けてやればバランスボードとして使えそうです。

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 そして使わないときは今まで通りベール缶に載せて椅子として使えるし、一石二鳥、いや収納庫としての機能も持っているので一石三鳥です。

 

 ということでその“半球状のもの”を捜しにいきました。

 木材を球状や円錐に加工したものがありそう、と近所のホームセンターで探してみましたが見つからず。捜索の範囲をダイソーに広げたところ、このような丸い木の球を見つけました。(直径60mmとなっていましたが、実測では59mmでした)

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 イメージしていたものよりちょっと小さいですが、これをベール缶椅子の座面の裏にくっつけてみます。

 座面の板の裏側には12mm厚の板を貼り付けているのですが、この貼り付けた板の真ん中を円形に切り抜いてこんな感じにはめ込むように取り付けようと思います。

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 問題はどの位の径(上図のX)で切り抜けば丁度良いか?

 ちょど良い径を算出するための計算式とか関数ってどんなものなのか?学校で習ったのかさえ憶えていません。

 しかしネットというのは素晴らしい。このようなサイトを見つけました。

keisan.casio.jp

 弧長(円弧の長さ)、弦長、矢高(円弧の高さ)、半径のどれか2つに値を入力すればたの値が求められるという優れもの。

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 求めたいのは「弦長」。球の「半径」は59mm/2 => 29.5mm、「矢高」は12mmなので、これらを入力して(他は"0" を入力)「計算」ボタンを押すと「弦長」は47.5mmと算出されました。

 

 座面の板の裏側に貼り付けているを板はネジで留めているだけなので、いったんとり外して47.5mm径の穴を空けます。

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 そこに木の球を木工用ボンドで接着。これで出来上がりです。穴のサイズはピッタリでした。

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 座面の板は直径30cmほど。バランスボードとしては少し小さく感じますが、十分使えます。

 オートバイに乗ってばかりではどうしても運動不足になりがち。エクササイズに励もうと思います。