自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

カタナのバッテリーを交換

 カタナのバッテリーを交換しました。

 先日、カタナで出かけた先でうっかりエンストさせてしまったのですが、その時セルの回りが非常に弱くなってしまいました。("押しがけ”でエンジンを始動しました)

 家から出かけるときは問題なくセルが回るのですが、街中をエンジン回転を低めで走っていると、バッテリー上がりっぽい症状にになるようです。

 走行中、電圧計に表示されるバッテリーの電圧は13V半ば以上を指しているので、充電系の問題では無く、バッテリーが寿命を迎えたと考えて良いでしょう。

 このカタナを入手したときから搭載されていたので、もう6年近く経ちますので。

 

 早速バッテリーを注文。

 注文したのはジェルタイプ(メンテナンスフリータイプ)としました。今までのバッテリーもジェルタイプのものでしたし、わざわざ開放型のバッテリーを使う必要もないし。

 値段的にはピンからキリまでありますが、あまり安すぎるのも品質的に心配。

 こちらのバッテリーが品質面でも信頼できるよ、という情報(バイク屋さんのブログ?、だったと思います)を見かけたのでこれに決めました。値段もまぁ手頃といっていいでしょう。

 

 

  朝ポチッと注文して翌日の夕方には届きました。いつも思いますが大変便利な世の中です。 ちょっと便利過ぎる位です。

 

  早速交換です。

 右側が古いバッテリー。左側が新品のバッテリーです。(因みに充電済みの状態で届くので、そのまま直ぐに使う事が出来ます)

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 当然ですがあまり変わり映えしないですね(笑)同じ消耗部品でもタイヤなどは新品がついていると気分がグッと上がるのですが。

 

  走ってみたところ、やはりエンジンの回転のフィーリングは良くなったように感じます。そんなに劇的な向上ではないですが、エンジンの回転が滑らかに、そして粘りが出たように思います。

 やはりバッテリーは大事だな、と思いました。

 

 

 ところで、今回のバッテリー選びで、リチウムイオン・バッテリーなるものも考えました。

 大変軽量であるうえ、自己放電が少なく、電気の出力も安定しているとの事でかなり惹かれました。今までの鉛バッテリーより確実に進化したバッテリーで良いことだらけに思えました。リチウムイオン・バッテリーに換装したオートバイも結構いるようです。(カタナやCB、Zとかの旧いオートバイでも事例を見つけました。)

 

  しかし、今回は採用を見送りました。理由は 

  • 信頼性でちょっと不安(突然死のリスクがありそう)
  • ちゃんと充電するには専用の充電器が必要
  • 使用環境(温度)に少しデリケートそう
  • 価格が高め(専用充電器を購入するのなら尚更)

 でした。

 

 リチウムバッテリーは、突然ダメになる事がありそうで、そこがどうも不安があります。出先、それもツーリングで遠くに出かけた時に突然ダメになったら、と考えると、やはり枯れた技術の鉛のバッテリーの方が安心感があります。

 また、充電も従来の充電方式では完全に充電ができないらしいです。バッテリー内の各セル*1が均一に充電できないらしく、バッテリーのパフォーマンスが十分に発揮できないらしいです。

 

 いろいろ気を使いそうなので、今回はオーソドックスなバッテリーにしましたが、気になる製品ではあります。

 

*1:バッテリーは「セル」という単位で構成されています。セルを複数接続してパッケージングしたものが一般的に売られているバッテリーとなります。