自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

コールマン PEAK1 ストーブとランタンの点検

  只今、ツーリングの途中なのですが、時間が空いたので書きかけの記事を仕上げてUPする事にしました。たまにはこういうのも良いでしょう。

 

 先日、久しぶりに所有しているコールマンのガソリン・ストーブやランタンを引っぱり出して動作チェックを行いました。

 液体燃料の火器類はたまに動かしておくのがトラブル防止となります。こういうところはオートバイと同じです。

 

 ストーブはこの5台。キャンプとかで使っているのはほぼ1台のみ(奥の右側の緑のやつ)。他はコレクションみたいなものです。

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 点検内容は、

  • ポンピングが正常にできるか
  • バルブを開いて正常に燃料が噴出されるか?

 

 の二点です。

 ポンピング不良は、ポンプカップの乾燥等による圧縮漏れまたはチェックバルブというパーツの不良(固着)が主に要因として考えられます。

 バルブを開いて燃料が噴出されないときはジェネレーターの詰り等が考えられます。

 

 何台かはポンピングしてもスカスカの手応えで圧がかからない状態でしたが、オイルを注油したりカップに直接塗布してやったりするとちゃんと圧がかかるようになりました。

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 が、Model576はチェックバルブが固着しているようでした。

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奥に見えるのがチェックバルブです。

 こういう場合はキャブレタークリーナーを吹きかけて一晩おいておくと固着が解消する事があるのですが、今回はダメでした。専用工具(大きなマイナスドライバーみたいの)でバルブを外して洗浄、もしくは交換しなければなりません。

 因みにコールマンのストーブやランタンは、アメリカ製のものとカナダ製のものがあるそうで、基本構造は同じながら何故かチェックバルブは対応する工具が違うそうです。

 他のストーブのチェックバルブの付け外しに使っている工具が合わないので、これはカナダモデルなのかもしれません。

 工具を入手するか、どこかのショップでメンテを依頼しようと思います。

 

 

  ランタンの方はこの二台。 

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 こちらの方はポンピングはほぼ問題無し。カップに注油するだけでしっかり圧を掛けることが出来ました。

 ただ、左側のModel229の方のジェネレーターが少し詰まり気味でした。

 こちらはバルブの全閉~全開を何度か繰り返しているうちに、ジェネレーターに組み込まれているクリーニングロッドで詰りが取れたようで、ちゃんと明かりが灯るようになりましたが、やはり定期的に動かしておいた方が良さそうです。

 

 この詰まりは指定燃料のホワイトガソリンでは無く自動車用ガソリン(所謂 "赤ガス" )を使っているせいかもしれません。*1ストーブの方は全然平気なのですが、ランタンの方はジェネレーターが少し詰まり易い構造なのかもしれません。

 

 

 Model576はアウトでしたが、他は完調だったので一安心。

  このストーブとランタンの中から一台づつをツーリングに持って行きます。

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  (留萌 黄金岬にて)

*1:ホワイトガソリンはほぼ純粋な石油成分のみであるのに対し、自動車用ガソリンは添加剤が加えられております。この添加剤が詰りの原因になるらしいです。