自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

さらば ステイシー

 長年に渡りオートバイ・ツーリングで活躍してきたテント、ogawaのSTASY(ステイシー)を遂に退役させることにしました。カタナとセットというくらいの存在でしたので、ちょっと寂しくも感じます。

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 これは良いテントでした。

 大きな前室があるので荷物やブーツなどを前室に収納して置けるし、簡単な調理もできるので雨が降っても平気。またこの前室は前方と左右の3つの出入り口があるのも◎です。

 そしてインナーテントの上半分にも開閉式のベンチレーションが備えられているという充実ぶり。暑いときにはこのベンチレーションを全開にすると風が良く通って快適でした。

 

 ソロツーリング用としてはサイズが大きい(フライシート)ので設営が少し面倒に感じることはありましたが、造りはしっかりしていて頼もしい存在でした。

  しかしここ数年は劣化が目立ち、リペアを重ねてきましたがもう限界かな、と。

 テントは基本的には消耗品なので仕方ないです。

 

 次のテントは数年前から検討をしていました。条件としては「大きな前室があること」。そして適度なサイズ(大き過ぎない)であること。

 条件に合いそうなものとして

【コールマン(Coleman) テント ツーリングドームST】

 【DOD(ディーオーディー) ライダーズバイクインテント

 【ogawaのSTACY-ST2】

 

 

 が候補に上がりました。どれもツーリング・キャンプでよく見かけるテントです。

 かつてはSNOWPEAKの「Trail Tripper 2」*1ogawaの「アーディン」とかもあったのですが、廃盤になってしまいました。


 選んだ3つにはそれぞれ一長一短があって、

 コールマンは、STACYより少しコンパクトでサイズ的には丁度良いし値段も手頃。ただし前室が少し狭そうで、そして重量がちょっと重い。

 DODは、商品レビューでは耐候性が少し弱いかも的なコメントが散見されたのが気になりました。(今年のツーリングの天候を考えると無視できない要素です)

 STACY-ST2は、今使っているテントの後継モデルなので新鮮味が無いのがマイナス。サイズももう少し小さくても良い。それとコストダウンのためかスペックダウンが目立つのと価格が高目。

 初代モデルと比較して主な変更点は、

  • インナーテントの設営方式がスリーブ式から吊り下げ式に変更。
  • 後ろ側の出入り口の構造が変更。
  • インナーテントの開閉式ベンチレーションが廃止。
  • フライシートのベンチレーションが3箇所から2箇所に変更。

 この中で“インナーテントの開閉式ベンチレーション廃止”はとても残念でした。まぁそうは言ってもこのベンチレーションを使う機会はそれ程多くはなかったのも事実で、無くて困ることは殆ど無いとは思いますが。

 

 

 で、このようにいろいろ検討(迷った)したのですが、結局選んだのはSTACY-ST2となりました。

 より安価なコールマンやDODにも心は傾きましたが、やはりテントそのものの出来を重視し、手堅くogawaを選びました。かつて営業さんにも親切にして頂きましたし

 それに今年の夏のツーリングで会ったお二方に “あなたのブログを見て私もSTACY-ST2を購入しました!” と目をキラキラさせて仰られましたので、ここで私がSTACY以外を選択する訳にはいきません。

 と言うのは半分冗談ですが、それだけ完成度の高いテントだと思います。

 

 

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  やっぱり新しいテントは気分が⤴ますね。

 設営した感想はまた別途!

 

*1:このテントを初めてみたとき“これだ!”と思ったものです。いろいろ検討(本室の空間の狭さが気になった)してSTACYを選んだのですが、大型前室のテントを使う切っ掛けになったテントです。吊り下げ式でフライシートのみでの自立が可能というのも惹かれました。