自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

今年のカタナいじり

 久々の投稿です。(随分と長くブログの更新をサボっていました。)

 

 カタナというバイクは荷物の収容スペースが殆どありません。

 せいぜいリアコンビネーションランプの前、リアカウルの下の空間が車載工具置き場となっている程度です。シートの下には全く収納スペースはありません。
(まぁ、カタナに限らず大抵のバイクにはクルマでいうトランクルームのような荷物を収納するスペースは殆ど設けられていないようですが。)

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 ちょっとした小物もバイクの中に収納することができずとても不便です。

 それで我がカタナ号は、大ナタをふるってこのような収納スペースを設置しています。

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 リアフェンダーを大胆にカットし、アルミ板でトレイ状の箱を作って設置しました。
これを作ったのは今から十数年前。今の愛車の1100カタナではなく750カタナに乗っていたときでした。

 明日から夏季休暇だ、という8月某日、ろくに趣味の無さそうな上司に呼び出され、 “ちょっとさあ、夏休み出勤してくれないかなぁ。後半の半分でいいから” と出社を命じられる事態が発生しました。

 あくまでも"依頼”でしたが、上司も困っているのは分かる故、無下に断る訳にもいかず。そんな訳で翌日からの夏季休暇の計画はご破算。やる事の無い中途半端な数日間の休暇を魂が抜けたように過ごす羽目になりました。

 その時に、やり場の無い怒り(エネルギー)をぶつけて2日程の突貫で作り上げたのがこの収納スペースです。

 ろくな設計もせず、現物合わせで作り上げました。そんなやや苦い思い出が残る工作でしたが、出来上がってみるとその利便性は抜群でした。

 標準の車載工具に加えパンク修理の道具や様々な工具なども余裕で収納できる他、500MLのペットボトルや薄手のカッパやジャケットなども仕舞えます。出先での買い物の品も小物程度なら仕舞う事もでき、利便性は抜群でした。


 なので1100カタナに乗り換えるとき、足周りのカスタムパーツの移植と共にこの収納スペースも移植しました。

 

 ただ、やっつけで工作したので、その仕上がりはあまり良くなく、堂々と人に見せられるようなものではありません。形状や容量の面でも作り直したいなぁと以前から思っていました。

 今までは他に弄るところが有りましたが、昨年あたりからカタナ弄りも落ち着いてきたので、今年はこれのリニューアルをしようと思います。

 とはいえ、まだスキーシーズンも終わっておらず、また花粉症の症状が今年はやや重く、作業に着手するのはまだ当分先になりそうです。

 じっくり準備してのんびりやろうと思います。