自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

ビビリ音の原因のその後の調査

 先日のビビリ音の原因はフレームに貼られていたスポンジゴムのパッドの劣化(風化?)だった訳ですが、“そんなパッド貼られていましたっけ?自分のカタナには無いような‥。”というコメントを頂きました。

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 私としてもこんなパッドは(以前に乗っていた750のカタナに)無かったような気がしていてちょっと引っかかってはいました。

 またコメントを頂いたのがHatenaブログを始めて以来購読させて頂いているブログ盟友(と呼ばせて頂きます!)のオレンジさん (id:mata1)であるので、非常に、非常にマニアックな処ではありますが、これは突き詰めなければなりません。

 

 まず、750カタナの写真を確認してみました。すると良い具合に撮った写真を発見。(記録は残しておくものですね)やはりというか、パッドは貼られていません。

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1100カタナに貼ってあったパッドは無し(赤丸の部分です)


 次に手持ちのカタナ関係の書籍を確認したところ、ガソリンタンクを下ろしてフレームが露わになっている写真を発見。こちらにもパッドは貼られておらず...

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こちらは1990年のアニバーサリーモデルのようです。


 と言うことは自分のカタナに張られているパッドは何なのか?まさか事故車でフレームに歪みが生じてガソリンタンクと干渉するようになって、それを誤魔化すために
パッドが貼られているのではあるまいか・・・と少々心配になってきました。

 

 ただ私のカタナは国内仕様のSR型。カタナはSR型の国内仕様から結構細かい部分が変わっているみたいなので、国内仕様の写真は無いかとしつこく探したところ、遂に決定的な写真を見つけました。小さな写真ですが、それにはフレームに貼られているパッドが確認できます。

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真ん中のパイプの他、左右のパイプにもパッドが貼られております。これも私のカタナと同じです。

 写真はファイナルエディションのSY型ですが、SR型も同じと考えて良いでしょう。
良かった。一安心です。(他にSY型ベースのヨシムラ1135Rのフレームにも同様のパッドが貼られている写真を確認しました。)

 

 ただ、なぜ国内仕様からこのようなパッドが追加されたのか?

 まず考えられるのは、国内仕様からガソリンタンクが変更*1となったことでフレームにパッドを追加する見直しが行われたというもの。

 もう一つは、国内仕様を出す際に設計の見直しが行われ、“ここにはパッド貼っておいた方が良いよね” ということになった説。国内仕様の発売はカタナがデビューしてから13年ほど経った94年なので、いろいろと見直す部分もあったのかもしれません。

 

 兎も角、フレームに貼られていたパッドは元々貼られていたもの、ということで一件落着といたします。モヤモヤは晴れました。

*1:国内仕様からクラッチの電動アシストが追加され、アシストモーターがガソリンタンク下に追加設置されたことによりタンクの内側の形状が変更されています。