昨夜、寝ていたらモンベルのエアピロー(枕)から空気が漏れ出し、ぺしゃんこになってしまうというトラブルが発生。着替えの入った袋とかを引っ張り出して枕代わりとする。がやはり寝心地は悪い。熟睡感が少なくて朝に一度目が覚めても二度寝してゴロゴロ。
起きたのは5時半くらい。もう周りでは既に動き回っている人が多い。天気はまずまず。曇り空だけど雨が降って無ければOKです。
トイレに行って顔を洗って朝食。昨日買っておいたパンとコーヒー。普通の調理パンでもちょっと炙ってやるとグッと美味しくなります。
キャンプの撤収前にピローの空気漏れの箇所を調べてみる。リペアキットが付いているので直せるかもしれない。しかし、どうも所謂スローパンクチャーのようで、ジワジワと空気が漏れてくるので場所が良くわからない。水に浸けて調べたくともトイレにも水場にも丁度良いシンクが無くて結局断念。ツーリングは始まったばかり。道中で代替品を手に入れた方が良いかもしれない。
そうこうしているうちにK氏は荷物をまとめて出発準備完了。ではお先に、とキャンプ場を出発していった。今日は何処に行くのか?と訊いたら、とりあえずはオホーツク海側を南下する事しか決めていないとの事。
自分もそろそろ出発しなければ。今日は宗谷岬の食堂でラーメンを食べて網走か知床でも目指そう。
手早く荷物をまとめてカタナに積む。荷物を積む時にリアサスペンションの縮み側のダンピングをSOFTからMEDIUMに変更。昨日走っていてどうもリアが心もとなく感じたので。
キャンプ場を出て直ぐにある「氷雪の門」に立ち寄ります。(去年は雨でとても寄る気にはなれなかったです。)
なかなか話題にはならないけれど、ここにも戦火がすぐ前に迫っていたんですね...
公園の丘を下ってノシャップ岬方面に少し走ったところにあるホーマック ニコット。「ツーリング&ソロキャンプ用品販売中」とライダーに猛アピールしております。もしかするとキャンプ用の枕が売っているかも?と思いましたが残念ながら有りませんでした。
ノシャップ岬は...うーむ、こう言ってはナンですが相変わらずあまり感動しない場所ですね。
何枚か写真を撮って直ぐに引き返し防波堤ドームへ。
こちらは何度見ても見事な造形美です。もはや自分にとって稚内のアイコンとなっています。
因みに止めておいたカタナをしげしげと眺めている外国人旅行者の中年カップルがいました。男性の方がバイク好きっぽく顔を輝かせていました。カタナというバイクを知っているのかもしれません。ちょっと話をしてみれば良かったなぁ。(ただ向こうもシャイな感じだったし何となくロシア人ぽかったので会話はかなり難しかったかも)
防波堤ドームを後にして稚内駅の前にに来た時、駅横にある「ひとしの店」という定食屋さんに気付き立ち寄ります。
このお店で初めて食事をしたのはかなり前でまだ稚内駅が建て替えられる前のとき。昼食を食べるのにコレといった店が見つからず、もうどこでもいいやと入った食堂でした。
そのとき注文したのは焼き魚定食。全然期待はしていなかったのだけど、焼き魚は脂の乗った大きなホッケで、ご飯もコシヒカリを使っているのか大変美味しく、また付け合わせの小鉢も凝っていました。確かアイヌネギの御浸しだったと思います。どれも大変美味しく感激したものです。
その後、稚内駅の建て替え工事でお店は無くなり残念に思っていたのですが、新しい店舗で再開したようです。
因みに以前のお店はこちら↓です。
宗谷岬の食堂のラーメンを楽しみにしていましたが、ここも捨て難い。どちらを取るかかなり迷いましたが、焼き魚定食が勝りました。
新しい店は以前よりもかなり広くなっていました。
焼き魚定食は今回もホッケでした。ホッケは大好きなので大歓迎です。小鉢は小松菜の御浸しとホタテの稚貝の煮物でした。
正直言って以前のときの感激は有りませんでしたが(米の種類変えたかな?)、やはり美味しかったです。食べ物の印象はその時の気分やお腹の空き具合でもかなり変わりますしね。
こんな風に旅の途中で良いお店に出会えると楽しいです。