今年のスキー場の雪不足のおかげでスキー板の滑走面が凄いことになっています。
シーズン序盤なのに普段では考えられない位の傷が付いています。
あからさまにブッシュが出ている箇所は注意して避けているのですが、予想していないところにこっそり枝先が突き出ていたり小石が転がっていたり。ガリッ!という嫌な感触がスキー裏から伝わって来ることがやたらと多いです。
スキーを終えてスキーの滑走面を見る度に新たな傷が出来ていて愕然としています。
浅い傷ならあまり影響は無いし気にしない(ようにする)で良いのですが、かなりエグれた傷(というか穴)も出来ております。これは補修しなければなりません。
今回使用した補修材はこちら。SWIXの「ポリスティック」。シーズン前に購入していたのですが、こう早くも使用する事になるとは。
これは蝋燭みたいに火をつけてリペア材を溶かして使用するタイプ。蝋燭のロウを垂らすのと同じ要領です。
で、やってみました。
作業中の写真を撮る余裕はとてもありませんでしたが、やってみると蝋燭と殆ど同じ感覚。火をつけて少しするとポタポタ垂れてきます。
垂らした補修材が冷えたらメタルスクレイパーで削っていきます。
補修材はそれ程硬くはないので簡単に削れますが、急いでガシガシ削らず少しずつゆっくり削る方が上手く行くようです。
だいたいこのくらい削ればOKでしょう。
完璧ではないですけど、まずまずの仕上がり。
このポリスティック、以前使用したコテを使って塗り(盛り)付ける補修材より作業は簡単に感じます。
それとこの補修材、スキー滑走面の補修以外にも何かに使えそうな気がします。
少し柔らか目の樹脂で成形は簡単。特殊な道具は必要なく扱いは簡単。
何に使えるかはまだ思いつかないですが、なかなか面白い素材だと思いました。
(バイクのカウルの補修とかで使えるかも)