自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

「おべんとうの時間」

 只今私は、いわゆる "弁当男子” をやっております。政府の緊急事態宣言が発令されて自分の生活の中で起こった一番の劇的変化です。(^^;

 

  会社の食堂の営業が休止となり昼食を持参しなければならなくなったことが切っ掛けでした。最初はスーパーで弁当を買って持って行っていたのですが数日で飽きてしまい、じやあ作ってみるかとなりました。

 社員食堂の定食も年々内容がしょぼくなってきていて、これなら自分で弁当を作った方がマシなんじゃないか?と常々思っていたので良い切っ掛けだったのかもしれません。

 

 元々料理好きだし、スーパーで売っている総菜も使えば大して労力をかけずに作ることが出来ます。小型のタッパーを二つ用意して、片方にご飯を詰めて真ん中に梅干し。もう一つのタッパーにおかずを適当に詰めれば出来上がりです。バイクの整備と同じで適当にチャチャとやってしまいます。

 

 イメージは学生の頃に母が作ってくれた弁当。疑った弁当では無かったけど何かしら好物が入っていました。やはりおふくろの味が一番。美味しかった思い出です。もちろん毎回完食しました。

 

 手作り弁当というのは何とも言えぬ惹かれるものがあり、学校の昼休みの友達の弁当の中身も興味津々でした。(ご飯とおかずは納豆のパックだけという衝撃的な弁当もありました。)

 

 

 少し話は逸れますが、私は旅行で飛行機を利用する際は昔からANAを利用しています。ANAを選んだ大した理由は無く、青がイメージカラーで何となくスマートに感じたのかもしれません。(JALANAJASの3社の時代でした。)

 ANAの機内での楽しみが座席に置いてある機内誌「翼の大国」で、その中の「おべんとうの時間」というエッセイが好きでした。毎回いろいろな人(大工、酪農家、学校の先生、陶芸家、整備士、etc)の弁当を紹介するエッセイです。

 

 内容は登場人物と弁当と昼食の様子の3枚の写真とエッセイが1ページほど。

 

 弁当の写真が良かったです。登場人物と同様に弁当も様々。思わず美味しそう!というのもあれば、随分と質素だなぁと思うのもあるし、この弁当は野菜が全然入っていないじゃぁないかと余計な心配をしたり。

 

 エッセイは弁当の話が多少なりとも入れるのがお約束で、それ以外はその人の半生や家族の話しだったり仕事や趣味の話しだったり様々。その人の話し言葉そのままで書き起こされていて味わいのあるエッセイでした。

 

 弁当を作っていても頭のどこかでこの「おべんとうの時間」を連想していました。

 

 で、またあのエッセイを読みたいなぁという気持ちになり、もしかして書籍化されていたりして、と検索してみたら、ありました!それも数巻にわたって出版されているようです。やはりこのエッセイは人気だったようです。思わずAmazonで最初の巻をポチッてしまいました。

 

 

 今、届いた「おべんとうの時間」を楽しく読んでいます。

 

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 何となく「家ついて行ってイイですか」や「ポツンと一軒家」というTV番組と似た味わいがあるように感じます。

 

 コロナの騒動で期せずして良い本に巡り合えました。

 

 

おべんとうの時間

おべんとうの時間

 
おべんとうの時間 2 (翼の王国books)

おべんとうの時間 2 (翼の王国books)

 
おべんとうの時間 3 (翼の王国books)

おべんとうの時間 3 (翼の王国books)

 
おべんとうの時間 4 (翼の王国BOOKS)

おべんとうの時間 4 (翼の王国BOOKS)

  • 作者:阿部直美
  • 発売日: 2018/07/18
  • メディア: 単行本