キャンプで愛用しているコールマンのガソリン・ストーブ(PEAK1!)の動作点検を行いました。
主にポンピングが正常に出来るか、ジェネレーターが詰まっていないか、を確認してみます。こういったメンテナンスがたまに必要なのがガソリン・ストーブの面倒なところであり魅力でもあります。
まずは普段使いのMODEL400改。パーツを寄せ集めて作った1台ですが、今はこれを主に使っています。
ジェネレーターを外してファイアーリングをバラして汚れを落します。
組み直して燃焼を確認して点検完了。安定の燃焼でした。
続いてMODEL576。ビンテージモデルといって良いようなストーブで、汚れや錆も少なく程度が良いので勿体なくてバイクツーリングで使う気にはなれません。
こちらはポンピングの不具合が発生しています。チェックバルブが固着しているようで、ポンピングで空気を送り込むことができません。
2、3年前からこの状態です。この不具合はチェックバルブを外して洗浄するか交換すれば解消するはずです。
が、チェックバルブを外せないのです。このMODEL576はMade in CANADAで、カナダモデルのチェックバルブの形状がちょっと違うらしく手持ちのチェックバルブ・レンチが嵌まらないのです。
このようにドライバーのように歯の部分をはめてバルブを回すのですが、カナダモデルのバルブは溝の幅が少し狭いようです。
そろそろカナダモデル用のレンチを入手するか作るかしなければなりません。
次はMODEL400B。MODEL400改を作る前はこれに火力調整レバーの付いたジェネレーターを付けていわゆる “2レバー仕様” に改造して使っていました。かなり使い込んであるので遠慮なく雑に扱うことができます。今もサブ機として使っています。
こちらは問題無し。
こちらはMODEL440改。ジェネレーターを火力調整レバー付きのものに付け替えています。こちらも問題無し。
最後にMODEL400。三本脚のPEAK1ストーブの最初期モデルでMODEL576同様に実用品というよりコレクション品として持っているようなものです。
しかしこのストーブは大変に調子が良いです。炎の安定が早く火力調整も良好。私が持っているPEAK1ストーブの中で一番調子が良いのではなかろうか。ジェネレーターも燃料バルブも最初期のものだと思うのですが、昔の方が造りが良いのかな?なんて思う程です。
こんな感じで点検は終了。MODEL576は相変わらずの状態でしたがそれ以外は良好。
PEAK1ストーブのレバー付きジェネレーターは新品の供給が終了してしまったので、これからは更にメンテナンスに気を付けなければなりません。
ガソリンストーブは何とも言えぬ魅力があります。キャンプではこのPEAK1ストーブを使うのも楽しみの一つです。これからも大切にしていこうと思います。