カタナに装着されているトマゼリのハンドル、あらゆる方向に無段階調整ができるのですが、それ故に基準となる角度位置が無いので左右対称の同じ角度に調整するのが難しいです。というか目視では殆ど不可能。合わせたつもりでも微妙に違和感を感じて実走行して調整を繰り返したり。
位置合わせのための治具でも作ればよいのでしょうけど、それも面倒。何かいい方法は無いかなぁと思っていたら、簡単で効果的な方法を見つけました。
ある基準点からハンドルバーの端までの距離を測って合わせるのです。左右同じ距離ならハンドル角度も左右対称になるはず。必要なのはメジャーだけなので簡単です。
このようにトップブリッジの真ん中からハンドルバーエンドまでの距離を測ってみると...
おや!左右で1cm以上の差がありました。結構ずれていました。やはり目視と人の感覚だけでの調整は無理がありますね。
左右で同じ距離になるようにしぼり角を変更して走ってみると...良い感じです。
ライディングポジションがしっくりくるし、何よりも寸法合わせをしたという納得感があります。
やはり寸法で合わせることは大事ですね。
もちろんこの方法で万全な角度合わせが出来るわけではありません。トマゼリのハンドルは垂れ角も可変なので、垂れ角も含めて合わせるにはやはり何かしらの治具が必要になりそうです。
何か考えてみようと思います。