遂にというか、ようやくというか、私もバイクにカー(バイク)ナビを導入しました。
といってもカーナビのアプリを入れたスマホでありますが。
今までカタナにスマホナビを設置しなかった理由は....
ナビアプリは機能、性能が専用ナビに比べイマイチかもしれないし、画面サイズが小さ目のスマホではナビとしての使い勝手良くないのでは?と思っていたこと。
それにカタナのメーター/ハンドル周りにスペースが少なく、ナビの設置イメージが湧かなかったというのも理由です。
それがスマホナビを使う事に踏み切った理由は、
やはりナビが無いと不便だなと思うことが増えてきたこと。その為にバイクで出かけるのが面倒だなと思うことが多くなり、これではいけないと。
そしてクルマのApple CarPlayやAndroid Autoとかスマホのナビアプリでカーナビゲーションを実現する流れが出てきており、スマホのナビアプリも十分に使えそう。
またメーター換装に伴い電圧計を撤去したことでスマホを設置するスペースが出来た。
というところです。
思い立ったら早速やってみよう。
スマホのホルダーはヨドバシカメラで売っていたこれを。防水型のケースというので決めました。*1
バイクへの取り付けはトップブリッジのノーマルハンドル固定用のネジ穴を利用してクランプバーアダプタを取り付け、そこにスマホホルダーを取り付けることにしました。
ただし、普通に取り付けたらこんな感じになってしまいました。スマホの位置が高過ぎ顔に近くて邪魔に感じます。
それでいろいろ工夫してこのように取り付けました。
バーの部分をこのようにブラケットの下に組み替えて..
逆さまにしてトップブリッジに取り付け。カラーで高さ調整しました。
これで丁度良い高さになりました。ハンドルを切ってもスクリーンに干渉はしません。
案外すんなりと取り付けられました。
ナビアプリは評判の良さそうな「Yahoo!カーナビ」を入れてみました。
早速具合をみにカタナで散歩コースの大黒/本牧の海釣り公園に行ってきました。
スマホ・ホルダーはしっかり安定していて走行中もブレはなし。
ナビ表示も必要な情報が不足なく表示されていて地図の案内表示も見やすいし、地図の表示精度もかなり正確。スマホの画面サイズでも問題無し。クルマのカーナビと同じ感覚で使えました。
画面に表示される情報が十分なので、ナビの音声案内は無くても問題なかったです。
うん、これなら十分使えます。土地勘の無い所の目的地にも安心して行けそうです。
しかし課題点も見えてきました。
- バッテリーの消耗が激しい。ほぼ満充電で出かけたのに帰宅途中でバッテリーが切れてしまった。ナビ使用時はスマホへの電源供給は必須です。
- データ通信量は1時間くらいのナビ使用で40MB位。ちょっと多いです。1時間あたり10~15MBという評判だったのに。月々のデータ通信量に制限がある場合は気になる通信量です。
- ホルダーが密閉型のためケースに入れた状態では殆どスマホの操作はできません。地図の縮尺変更くらいは出来たけど、ルート設定等なにか操作が必要な時はいちいちケースから出さねばなりません。これはちょっと不便に感じました。
でも致命的な程の問題ではありません。
スマホへの電源供給はメーター周りにUSBのコンセントを設置予定です。
データ通信量についてはYahooカーナビの設定で地図データーのキャッシュ量を「大」に変更するとデータ通信量が抑えられるらしい。(初期設定のキャッシュは「小」になっています。)通信量が抑えられれば電池の消費も抑えられるかもしれません。
またiijmioとかMVNOのSIMでは高速モバイル通信をoffにするとデータ通信量の制限は無くなるので、ナビ使用中はこの低速モードで使うという手もあります。 今度低速モードで支障なく使えるか試して見るつもりです。
スマホのホルダーについては、操作性優先でオープン構造のものに変えようかなとも思っています。もともと雨の日はあまり乗らないし。
ということで、もっと早く使えば良かったと思ったスマホのカーナビでした。