久しぶりにバイクやクルマとは無関係なDIYで、窓のカーテンレールのカバーを作ってみました。カーテンの上部、カーテンレールの周りを覆うやつです。
カーテン上部から外への明かり漏れ防止の他、部屋の外との断熱効果もあるそうです。それに何といっても見た目が良くなります。
こんな構造で考えました。カバーの端を窓枠に載せるかたちで取り付けます。単純な構造なので簡単に作れそうです。
早速ホームセンターで材料を物色。とりあえず安い杉の板を購入。幅135mmと90mmの二本。厚さは10mm、長さ1820mmで1本400~500円位とリーズナブル。それに軽い。表面はあまりきれいに加工されていない木材ですが、それほど仕上げには拘らないので良いでしょう。
これをこのようにノコギリでカット。
そして木工用ボンドで接着。木工用ボンドは固まるまでちょっと時間がかかるのでテープで固定。
これでもう形になりました。
塗料はマホガニー色のオイルステインで。着色するとグッと良い感じになってきました。
目に触れない内側の方はいつものようにサボって塗装は省きました(笑)。
カバーは窓枠の上に縁を載せて取り付けるのですが、落ちないように何かしら固定しなければなりません。当初は窓枠に両面テープで貼り付けようかと考えていました。
が、カーテンレールの固定用の穴を利用してカバーを固定することにしました。
カーテンレールの穴の位置に丁度良い高さの木片を接着し、
タッピングビスでレールと固定。
レールでカバーを支えるのでは無くカバーは窓枠で支え、レールに固定するのはカバーが窓枠から落ちる事を防ぐためです。
これで出来上がりです。しっかり固定され安定しています。
材料は板の他にはタッピングビスと木工用ボンドだけ。使った工具はノコギリとドライバーのみ。(メジャーや定規、鉛筆とか細かいものは除くとして。)
接着剤や塗料の乾燥時間を除くと、実質的な工作時間は1時間くらいでしょうか。
で、カバーの効果ですが...
部屋の印象が随分と変わりました。
また、カーテンを引いたときの音が変わりました。シャーッという音が少し籠った音になりました。(上品な音に聞こえます。)
窓の外への明かりの漏れは殆どなくなりました。
そして断熱効果ですが、結構効果があるような気がします。最近は冷え込む日が多くなってきましたが、その割に部屋の中は寒くないように感じます。暖房もあまり効かせなくても寒くありません。断熱効果についてはあまり期待していなかったのですが、嬉しい誤算でした。
思っていた以上に上手い具合に出来たので、他の窓にも。
こちらはアクリル塗料でまた違った雰囲気に。「クリーム バニラ」という白に近い明るいベージュ色で塗りましたが、グリーンやブルーなんかも良さそう。
部屋の雰囲気を変えたくなったら色を塗り替えるのも良いかもしれません。気楽に色を塗り替えられるのもDIYの良いところ。
簡単な割にとても効果的で満足感の高いDIYでした。