1年ほど前に入手したVictor(JVC)のウッドコーンスピーカーのオーディオセットは大変気に入っています。
”スピーカーは楽器でありたい“ というコピーにたがわぬ音の良さで、本当に目の前で楽器が演奏されているような音の生々しさ、存在感があります。CDを聴くのが本当に楽しくなりました。
購入したのはEX-HR55という機種。上位機種にEX-HR99というのがあります。
パッと見は似ていますが、購入時に説明してくれた販売員さんは、お勧めしたいのはHR99とキッパリ仰っていました。
レシーバー(アンプ、プレイヤー)は基本仕様は同じ*1だが、スピーカーが良いのです、と。
結局、価格差も大きいしEX-HR55でも十分に良い音である、とのことでEX-HR55を購入したのですが、EX-HR99のスピーカーについて熱く語っていた販売員さんの言葉(このスピーカーが良いのです)は後々に呪いのように効いてくることになります。
EX-HR55での音は予想以上の素晴らしい音が聴こえてて満足していました。
でも人間の欲はキリが無く、より良い音を聴きたいと思うようになってきました。
そして、もっと良いというEX-HR99の音はどんななのか?と段々気になってきて、HR99を買っておけばよかったなぁなんて思うようにもなっていました。
そんなある日、EX-HR99/HR55の一つ前のモデルのEX-HR9というモデルのスピーカーが単体で格安で売られているのに出くわしました。
HR99とHR9はレシーバーの機能変更があったけど、スピーカーはほぼ変更は無いとの事。見た目ではスピーカーのロゴマークがVictorかJVCかの違いだけにみえます。
ということはこのスピーカーを買えば自宅のEX-HR55がHR99になるわけか。
似たようなスピーカーを買い足してもなぁ...と暫く迷いましたが、.....買ってしまいました。
寸法は奥行が少し拡大していますが見た目に大きな違いは無し。
ウッドコーンの振動板はHR55が8.5cm径に対しHR99では9cm径に大型化。
内部構造もいろいろ違うようです(詳しくはメーカーWEBサイトを)。
Victorのロゴが無いのはちょっと残念だったけどサランネットのJVCロゴもなかなか格好良いです。
で肝心の音の違いはどうなのか。これは次回ということで。
*1:HR99のレシーバーには底面や側面に振動防止用の板が付けられ、より音質に拘ったチューニングが施されているそうです。