インシュレーターをあれこれやって一段落した後、スピーカーケーブルにも手を出してみました。
スピーカーをつなぐケーブルで音が変わるという話はきいていました。でも今まで大したオーディオセットは持ってなかったということもあり、ケーブルは添付のものしか使ったことはありませんでした。
正直言ってケーブルで音が変わるというのはどうにも解せないのですが、気のせいだとかプラシーヴォだと断じてしまうのもどうかという気がします。もしそうだとしたら高級(高価)なスピーカーケーブルという商品ジャンルはとっくに廃れているでしょうし。(クルマやバイクの怪しげなチューニングパーツのように)
それに、EX-HR55を購入したとき最初は付属のケーブルで繋げていたのですが、ちょっと長すぎるので他の不要なケーブルを丁度良い長さにカットして繋ぎ換えたところ、音がメリハリの利いたものになり、立体感のある音になったように感じたりしました。
因みにスピーカーに付属していたケーブルはこちら。似たものですけど少し太さが違います。わざわざメーカーが違うケーブルを添付しているということはやはり音に対する影響があるということなのでしょう。
ということで、某カメラ系家電量販店へ出かけ、他の商品フロアとはちょっと異質な雰囲気のオーディオフロアに入り、スピーカー用の少しばかり高級なケーブルを買いました。必要な長さは片側50cm程度。購入最小単位の1mで済むので割と気楽に買えます。
適当に「audioquest Q2」というケーブルを選んでみました。
早速スピーカーに繋いで聴いてみると...音が艶やかになったような気がします。いや気のせいではなく明らかに変わりました。やはりケーブルで音は変わるんですね。
またスピーカー端子の締め付け具合でも音は変わりました。
最初は何となく高音や低音がやや強すぎで、キンキン、ドンドンと刺激的過ぎるように感じました。ところがスピーカー端子の締め付けが緩々なのに気付き、しっかり締めたところバランスの良い音になりました。不思議なものです。
そんなわけで、面白くなってこの後もいろいろ試していくことになります。
(続く)