今週末も梅雨の晴れ間のまずまずの天気だったので、カタナの調子を見に近場を走ってきました。よく行く神奈川県・宮ヶ瀬の方へ。
ここは適度なワインディングロードが続くバイクツーリング(クルマのドライブにも)にはもってこいの場所です。いつもの駐車場には沢山のバイクが集まっていました。
ここはバイクだけではなく、四輪も素晴らしいマシンが沢山集まっています。
このZ、さりげないカスタムで格好良いです。
2CVの奧にはいすゞのベレットが集合。ここはいつも”おっ!”と思うクルマがいるので楽しいです。
これは...CB72? 素晴らしくきれいな車体でした。
さて、カタナで出掛けたのは勿論FCRキャブレターの調子を確認するためです。SEPベアリングガイドを組み込んでどんな効果があるか?
まず、アクセルグリップを開ける/戻すの動きがとても滑らかで軽くなりました。今までもそんなに悪いとは感じてなかったのですが素晴らしく良くなりました。アクセルの戻りも良し。アクセルグリップを離すとシャッ!と小気味良く戻ります。
ベアリングガイドの加工精度の高さ、スライドバルブの4輪ベアリング化の効果なのでしょう。
そうそう、新品のFCRの動きはこんな感じでした。とても軽くスムーズな動きだったのを思い出しました。懐かしい感触です。
私のFCR39はアクセルオフより僅かに開いた位置にボディ摩耗があってローラーがそこに落ち込んでバルブが閉じ切らないことがありました。そのためアイドリングの回転が上がってしまう事があったり。戻し側のワイヤーの張りをしっかり調整することで対処していましたが、もうそこまでシビアに調整する必要はありません。
アイドリングも少し安定したように感じます。そしてパワーの出方がスムーズになった気がします。これはちょっと気のせいかもしれません。でも改善したように感じるんです。それだけ操作系がスムーズだと印象は変わってくるのだと思います。
兎に角アクセルを開け閉めするが気持ち良く感じます。多分、長距離走った時の疲労感が減るんじゃないかと思います。
SEPベアリングガイドの組み込みは主にボディ摩耗の防止を期待してのことで、操作系の改善効果はあまり期待していなかったのでとても嬉しいです。
そして、何よりもバイクを走らせていてFCRのボディの摩耗の進行の心配から解放されたのが大きいです。
今まではアクセルを開閉する度に摩耗が進行するんだよな~と気にしても仕方ない心配が心の奥底の片隅に宿っていた気がします。こんな事を気にしているとバイクに乗る楽しみがスポイルされます。
こうなると、より摩耗が進んでいるFCR35にもベアリングガイドを入れてみたくなりました。先日試したエアファンネルのFCR35はなかなか面白いフィーリングだったし、ベアリングガイドを入れるともっと良くなると思います。そうホイホイ買うわけにはいきませんが、そのうちに。
SEPベアリングガイド、思い切って買って良かったです。