自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

LEDバルブ プレシャス・レイ Z H4(4500K)のレビュー

 カタナのヘッドライトのLEDバルブのレビューです。

 選んだLEDバルブは4500ケルビン、明るさはハイ1800ルーメン/ロービーム1600ルーメンとのこと。今までのバルブが青白い光だったので、点灯したのを見たときは「おお~電球だ!」って思いました。

 しかし、改めて見るとそれほど黄色味は強くなく、やや黄色がかった白色という感じです。もっと青白い光が欲しいなら6000ルーメンのものあるのでそっちを選べばよいでしょう。

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 配光、カットラインは今までのバルブに比べるとちょっと少しマシになったな、という程度で、正直言って少し期待外れでした。

 今までのは梯子状というかフレアをいうか余計な光が手前や左右に照射されていて、トンネルなどを走ると横の壁に光の筋が当たっていたりしました。これが少し改善されましたが、やはりハロゲンのバルブに比べると光の照射にはムラがあります。

 まぁLEDの発光素子の配置が今までのと同じようなものなので仕方ないのかもしれません。またレンズとの相性もあるかもしれません。カタナのライトは角形なので丸形のライトレンズならもっときれいな光の照射になるのかもしれません。

 

【変更前(今までのバルブ)】

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【新しいバルブ】

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 ちなみに上記はロービームでの感想。ハイビームはきれいに照射されているようにみえます。まぁ車検は十分に通るでしょう。

 

 明るさは丁度良いと思います。今までのに比べると少し明るさは控え目ですが、夜間に走ったところ十分な明るさに感じました。

 今までのバルブは、光の色(青白い光)のせいもあるかもしれないけれど、昼でもちょっと眩しすぎるように思っていました。周囲からは “ライトが明るい”、“ライトの光が派手だ” と言われていたので、この位で丁度良いと思います。

  因みに今まで使っていたLEDバルブは3000ルーメンらしいです。

 

 一つ気になったのは、通電時にLEDバルブから “ウィーーン” という音が鳴ること。
 商品説明に ”電動冷却ファンをバルブフランジ前方に配置” とあるのでファンの音のようです。

 エンジンを掛けていなければ分かる程度の音なのだけれどちょっと気に障るし、耐久性に問題ないか気になります。それにファンの消費電力ってどのくらいだろう?とちょっと気になります。

 

 概ね新たに付けたLEDバルブには満足です。

 しかし.....明るさをそんなに求めないのなら、コスト(バルブの価格)やライトの照らし具合とか考えるとハロゲンバルブでも良いのかな?という思いも生じてきました。

 ハロゲンバルブでもマルチリフレクターのレンズとバッテリーからの電源ダイレクト供給でかなり明るかったし。

 LEDが長寿命でもバルブのファンや電源の寿命はそんなに長くないはずだし。

 レギュレート・レクチファイアをMOS-FET型の物に変えて発電効率はノーマルより良くなっていると思うので、それほど省電力化の意義は無いかもしれない。。。。

 

 いろいろ考えてしまいました。