自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

ウオタニの取付(IGコイルの取り付け)

 ウオタニの取付です。

 ブログ仲間であり希少な1000カタナにお乗りのオレンジさんからウオタニの取り付けは詳しく書いて欲しい!とのリクエストを頂きましたので、ちょっと丁寧に紹介しようと思います。

 

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 プラグコードは7mm外径のものを選び、プラグキャップはストックしていたものを使いました。

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 輸出仕様のカタナにウオタニを取り付ける場合、ガバナー式のシグナルジェネレーターを国内仕様カタナのデジタル式のものに変えねばなりません。その分部品代も必要になるのですが、私のカタナは国内仕様なのでイグニッションコイル(IGコイル)とイグナイターを替えるだけです。

 

逆輸入車に使用する場合、次の国内用純正パーツが必要です。
1.シグナルジェネレータステータ (33110-493A0)
2.シグナルジェネレータロータ (33120-493A0)
3.ボルト (07130-08553)

※ASウオタニWebサイトより

 

 まずはIGコイルにプラグコードの組付けです。普通のIGコイルと違ってコードに専用の端子をカシメてそれをコイルに差し込み、付属のブーツで固定するという方式。コードはウオタニ推奨の7mm径の太さのものを使ったので、それほど苦労することなく組付けられました。(多分8mm径でも大丈夫でしょう。)ただ意外と作業時間はかかりました。

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コードの外側の被覆を剥くのが意外と大変でした。

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芯線を折り返して端子をカシメます。

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配線用のカシメ工具を使うと簡単にきれいにカシメる事ができました。

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コードの端子をIGコイルに挿し込み付属のブーツで固定します。

 

 国内仕様のカタナのIGコイルはボルトでフレームに吊り下げるような形で取り付けられています。

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 ウオタニのIGコイルはノーマルのコイルより厚みがありキャブレターのワイヤーの着脱の邪魔になりそうなので、取り付けにはほんの一工夫。

 ボルトのカラーはノーマルは使わず、ボルト共々短い物を用意。

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この写真のボルトは22mm長ですが、もう少し長い方が良さそうです。

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 IGコイルの取付位置をギリギリまで上に上げました。

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 問題はコントロールユニット(イグナイター)の取り付け場所。

 

 次回に続きます。