自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

スキーラックがEvo2.1に進化

 スキーシーズンが近づいてまいりました。

 そろそろクルマをスタッドレスタイヤに交換しなければなりません。タイヤを付け替えて、リアのラゲッジ/リアシートにスキーラックを据え付ければ冬の備えは完了です。

 

 そのスキーラック、昨シーズン使った結果はとても満足のいくものでした。このラックのおかげでスキー板が3本収容できたし使い勝手も良かったです。

 

 でも少し気になった点もあったので改良を施しました。

 今までのは下段には幅の太い所謂 ”太板” *1を積むことができませんでした。後ろ側のラック下段のスキー板を通す部分のスペース(幅)が狭いためです。

 でも太板は下段に積めた方が都合が良かったです。

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 このラックの構造上、下段に積んだ板を取り出すには上段の板を下ろさねばなりません。(降雪状況に寄りますが)太板は出番が少な目なので、下段に積めた方が都合良いのだけどなあと思うことが度々ありました。

 

 まぁ元々スキーラックを作ろうと思ったときは2本積むことしか考えていなくて、それが3本積めるように進化しただけでも大したものだったのですが。

 そもそも泊りがけとはいえ3本もスキー板をもって行く、というのはやり過ぎというか度が過ぎているような気がします。でも志賀高原とか気合が入った人が多いスキー場に行くとこういう度が過ぎてしまっている人がゴロゴロいるのです。中には一人で4本も5本もクルマに積んでいる人もいて、そういうの見ているうちに段々感覚が狂ってしまったのかもしれません。

 

 

 兎も角、気になるところは改良しなければ。

 単純に後ろ側のラックの横幅を増やせばよいのですが、他に積む荷物とクルマのラゲッジのスペースの効率利用を考えると無闇にラックを大型化したくないです。

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ここが狭いわけです。

 

 それでいろいろ頭を捻った結果、ヒンジの構造を変更。パイプを並行に固定するジョイントを使ってこんな構造にしてみました。

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 こんな構造で大丈夫かな?とも思いましたが、パイプはガッチリ固定されて問題は無さそうでした。これでそこそこの太さの板も積める十分なスペースが確保できました。

 

 

 ついでにもう一つ改良を。

 昨シーズン、1~2回ですが少し急ハンドル気味でカーブを曲がった時にスキーを積んだラックがグラリと傾いたことがありました。前後方向の安定性は問題無しですが、左右の安定性をもう少し増やしたい。

 

 それで後ろ側ラックをこのようにしてラゲッジボードを挟むようにしました。

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 これで後ろ側ラックが浮き上がることは無くなるので、ラックが左右に傾くことは無くなるはずです。

 

 改良したラックでのスキー旅行、楽しみです。

 

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*1:通常のゲレンデ用スキー板よりも幅が広く非圧雪斜面を滑りやすくしたもの。