自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

年末年始のスキーレポート(Part3)

 またしても間が開いてしまいました....年末年始スキーの続きです。

 

 新年の元旦も朝から雪が横に降っていました。つまり吹雪いていました。元旦は晴天と相場は決まっているのですが、やはり自然はそんなのお構いなしです。

 

 しかも昨日からの積雪が凄くて道路とか除雪が間に合わず、志賀高原に上る道路は大渋滞しているらしい。途中で引き返すクルマも続出したようです。スキー場もゲレンデの除雪が間に合わずリフト営業が見合わせられているらしい。

 

 こんな天気でもホテルのロビーにはリフト運行の開始を今か今かと待つスキーヤー、ボーダー達の姿が。スキーやボードをホテルの玄関まで持ってきて、いつでも行くぞ!という態勢。昨日のご婦人といい、世の中には気合の入った人が多いです。

 

 彼らとリフトの運行開始の見通しとか話をしつつも、私はリフトが運行見合わせになってホッとしていました。こんな吹雪では滑りたくないし、諦めがついて良かったです。

 

 どうも予報では雪は11時ごろには止むらしい。私は部屋に戻ると布団に潜り込みTVの退屈な正月番組眺めながらゴロゴロ。お正月はこうでないと。

 

 それでも10時を過ぎると退屈してきました。雪もだいぶおさまってきた模様。一の瀬ファミリースキー場はペアリフトのみだけど営業を開始したらしい。

 ぼちぼち行くか。身支度して外に出ると雪はほぼ止んでいて、他のホテルからもゲレンデに向かうスキーヤーの姿が見えます。

 

 しかし案の定というか、一の瀬ファミリースキー場のゲレンデについて見えた光景は、リフト乗り場に群がる大勢の人。この近辺では動いているリフトは此処だけなのでこうなるのは仕方ないのだけど、一体リフト待ちはどれくらいだろう?昔のスキーブームの頃のようです。 

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ゲレンデ端には除雪した雪がうず高く積まれ見通しがきかなくなっていました。

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リフト待ちの列はゲートの外に溢れておりました。

 

 この待ち時間はたまらん。何とか一本滑っただけで、先に昼ごはんを済ませようと休憩所のラーメン屋へ。スキーをしに来たのか食事に来たのかよく分からない。

 

 しかしゲレンデが混んでいるなら他も混んでいるもの。案の定休憩所も大混雑。

 奇跡的にもタイミング良く目の前の席が空いたので席は確保。でも注文したラーメンがさっぱり出来上がらない。自分の注文は忘れられているのでは?と心配になるほど。

 何しろラーメン屋の食器の返却口には処理しきれない食器が溢れている悲惨な状態。ラーメン屋のスタッフの目は血走り、出来上がった料理の食券番号を告げる声は悲痛そのもの。まさに阿鼻叫喚。

 そして席を探す客の “この席はもうすぐ空きそうだろうか?” というさりげなくも鋭い視線。かつてのスキーブームの頃を思い出しました。

 

 

 漸く昼食を終えて外に出ると、向かいのダイヤモンドスキー場のリフトが運行していたのでそちらに。

 こちらもリフト待ちは混雑しているものの、輸送力のある高速クワッドリフトなので待ち時間は短め。そしてコンパクトなゲレンデでも適度な斜度が有るのでなかなか滑り応えがあります。

 今日はスキーが出来るだけで十分という気になっていたので結構楽しめる。リフト営業終了近くはかなり空いてきて、最後の2、3本は殆ど待ち無しでリフトに乗れて滑れて気持ち良く終えることができました。

 

 


 最終日。この日はスッキリと晴れました。初日以来の太陽。それも気持ちの良い快晴で暖かいと感じるほど。本来はこんな天気の下で毎日スキーを楽しむはずだったのですが。帰る日になってこの快晴になるなんてちょっと悔しい。

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 一日中あちこちのゲレンデを気持ち良く巡り大変楽しかったです。いつまでも滑っていたいと思えるほどでした。以上。

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 やけにあっさりとした記述になってしまったけれど、こういうグッドコンディションの日は楽しかったという思いだけで細かい思い出が少ないのです。

 バイクツーリングとかもそうなのですが、辛い思い/困難な出来事の方が記憶に鮮明に残り、時が経つにつれ良い思い出にさえなってしまうから面白いものです。

 

 まぁもう少し補足すると一の瀬ファミリー、焼額山、奥志賀、一の瀬ダイヤモンド、高天原、西舘とあちこちのスキー場を巡り楽しみました。




 

 という訳で、天気に翻弄された年末年始のスキー休暇はこうして終わりました。

 思い描いていたようなスキーとはならなかったけれど、終わり良ければ全て良し。次こそは完璧なスキー休暇を過ごすぞ!と改めて心に誓い帰途についたのでした。

 (終わり)