またまたブログの投稿の間が空きましたが、そろそろプロジェクトXについてお話します。
コメントで推察されている通り、カタナのハーネス製作を考えています。
でも単純に新しいハーネスに取り替えるのではなく、自分のカタナに最適化したハーネスを作って交換しようと思っています。
なぜそう考えたか?いくつか理由があります。
理由その1 ハーネスの劣化はバイクのパフォーマンスを低下させる
これは昨年のトラブルでつくづく感じました。充電系でもトラブルがあったし。
ウィンカー関係の配線も怪しいところがあります。バイクは電気がちゃんと供給されないと動きません。ハーネスの劣化はバイクの不調に直結します。
なのでリフレッシュはバイクを快調に保つのになので大きな効果があると考えています。
理由その2 ハーネスの最適化
V-UP16やらMSA、ASウオタニといった電装品を取り付けるにあたってなるべく効率的に配線、接続したいです。
ウオタニなどは中継ケーブルを介して接続するので、コネクター接続箇所が増えてしまいます。ノーマルのハーネスに簡単に接続できて良いのですが、なるべくコネクター接続は減らしたい。(電気の導通のロスになり得るので。)
例えば、ウオタニ関係の接続はザックリこんな感じで、コネクター接続箇所が増えます。
また、他の電装品を追加するための配線(+12VやGNDの接続)も逐次追加しているのでかなりごちゃごちゃしてきており、何とかしたいと思っていました。
それと撤去してあるクラッチアシストモーターの接続用のコネクターとか不要なものは無くしてスッキリさせたい。
理由その3 コネクターの近代化(信頼性向上)
これは理由その1と関係するのですが...
現在のクルマやバイクのハーネスのコネクターは、防水構造のコネクターが用いられています。(防水構造のコネクターはパッキンで端子部分が密閉されています)
カタナは古いバイクなので、使われているコネクターは非防水構造のもので耐環境性は低いです。水がかかるのは勿論ダメだし、寒暖差による結露とかも発生しやすく端子部分が腐食(酸化)していき導通の不具合が発生したりします。
(バイクの保管状況によるところも大きいですが、旧車の電気系のトラブルは大抵が端子部分の腐食(酸化)による導通不良だと考えています。)
一方、防水型のコネクターはこんなのです。コードの挿入部分やカプラーの接合部分にパッキンがあって気密性が保たれ、端子の腐食もかなり抑制されるはず。
信頼性を高めるためにも防水型のコネクターを採用したい。
こんな訳でハーネス全体を自分で作り直す、という壮大(大げさですが)な事を考えております。
(野望は続く....)