自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

「トップガン マーヴェリック」を観た!

 先日の水曜日(1日だったので映画の日)、仕事を早上がりして「トップガン マーヴェリック」を見てきました。

 いや~良かったです。2年ほど公開が延期されていましたが、待った甲斐がありました。感想、思った事をネタバレにならない程度に書いてみようと思います。

 

 

 まず、見事に前作の作風を引き継いでいたと思います。前作から36年も経って続編とを作るのは色々と難しいところがあるのではないか?と少し心配していましたが杞憂でした。オープニングから前作と同じ世界でした。”みんなこのシーン見たいでしょ” と前作を踏襲していると思えるシーンもあり思わずニヤリとしたり。

 

 楽しみだったバイクはプロモーションビデオで明らかなようにカワサキの新旧ニンジャが登場しています。やはりトム・クルーズとバイクは似合いますね。絵になります。昔も今もカワサキに乗っている、という設定が嬉しいです。

 ただ、見終わってから思い返してみると前作に比べてバイクの印象は少し薄いかも。前作では当時の最先端、最速のニンジャ(GPZ900R)はG-1ジャケットと共にマーヴェリックのキャラクターを形作る重要なアイテムとして使われていたと感じますが、今作ではそれ程では無いように感じました。

 まぁ戦闘機パイロットが主役でバイクはあくまでも脇役なので仕方ないと思いますが。

 

 マーヴェリックという人物像の印象も少し変わったように思います。前作では世界は彼を中心に回っているかのような画にかいたようなヒーロー像でしたが、今作ではちょっと人間臭さを感じました。立場とか生き方とかに何となく共感も感じたり。

 

 

 見終わって少し時間が経ってから思ったのですが、

 前作はファッションをかなり意識していたと思います。ステッカーをベタベタと貼って仕立てられたニンジャやワッペンだらけのG-1ジャケット、ジーンズに白Tシャツ。あんな恰好をしてバイクに乗りたい!と思うような強烈に印象的でした。(因みにマーヴェリックが着ていたG-1ジャケットは軍の本物とは少しシルエットを変えたものだったそうです。)そして音楽も。

 そして今作はどちらかというとストーリー、物語に注力しているように感じました。バイクとかジャケットとかの印象が薄かったのはそのせいかもしれません。

 

 とはいえ、戦闘機の空戦シーンは変わらずの迫力だったし、映画を見ていると元気がでてくるというか、エネルギーに満ちた映画だというのも前作と変わらないと思います。

 

 こうして振り返ると前作もちっとも古臭さを感じない素晴らしい映画だと思いました。”マーヴェリック”をみる前にDVDを見て復習していたのですが、何度見ても面白い映画だと思いました。

 ただDVDはレターボックスで画質もイマイチ。やっぱりハイビジョン画質でみたいなぁとブルーレイを探してみたら973円と格安のがあったので(廉価版というやつ)注文してしまいました。”マーヴェリック”もブルーレイが出たら買おうと思います。

 

 「トップガン マーヴェリック」、期待どおりの作品でした。