自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

地味だけど効果てきめんのメンテナンス

 昨日の日曜は朝方雨が降ったこともあり、バイクで出かけるのは止めて気になっていたメンテナンスを行いました。

 

 まずアクセルワイヤー。地味なパーツですけどこれが切れたら致命的なトラブルとなります。過去に2、3回切れた事がありますが、原因はタイコ部分がスムーズに動かなくてアクセルグリップの開閉でタイコの付け根部分のワイヤーが折れ曲がり、それが何度も繰り返されてワイヤーが切れていました。

 

 見たところ問題は無さそうです。キャブレター側の方も問題無し。ついでなのでワイヤーインジェクターで注油しておきました。

 

 実はこのメンテナンスは大嫌いな作業です。キャブレターにワイヤーをセットするのが大変なのです。引き側と戻し側のワイヤーの張り具合のバランスもとらないといけないし。

 それに作業スペースが狭くていつも指が傷だらけになります。イグニッションコイルをウオタニに換装してから尚更作業し難くなりました。(ノーマルのコイルより大ぶりなので)

引き側のワイヤーをセットするときはスロットルリンクを一杯に引いた状態でドライバーを噛めせて固定しておくと作業し易くなります。

作業スペース確保のため、作業中はウオタニのイグニッションコイルのコネクターを外しておきます。



 次にクラッチワイヤーを点検します。こっちは超簡単です。

 こちらも問題は無さそう。こちらもワイヤーインジェクターで注油しておきました。

 

 

 ついでにチェーンも。これもいつかやらなきゃと思いながら放置していた案件です。

 ジャッキアップしてリアタイヤを浮かして回しながらチェーンの汚れを落しチェーングリスを万遍なく吹き付け余分なグリスを拭うという地味な作業。多分ジャッキアップするのが一番面倒な作業です。

 でもすっきりきれいになると気分が良いです。

 

 

 という訳で地味だけど大事なメンテナンスが終了しました。見た目ではメンテナンス前後の差は分からないけれど、バイクを動かせばその効果は歴然。

 アクセルの開閉は軽くスムーズ。クラッチレバーを引く感触も滑らかで軽くてなりました。チェーンもきれいにグリスアップしたのでバイクを押して歩くのも心なしか軽いです。

 

 カスタムパーツの取り付けに負けず劣らず効果は覿面。

 これで気持ち良くバイクを走らせる事が出来ます。