自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

えっ!バイクでiPhone 使ったら壊れるの!?

 充実しためがね橋/釜めしツーリングから帰宅した夜。思いもよらぬ事が起きました。

 

 愛用しているiPhone12のカメラを起動したら、”ジジジ・・・”という聞き慣れない音がしてカメラ画像が小刻みに揺れています。

 何だこれ!?

 これはアプリかシステムのバグに違いない、とiPhoneを再起動するも状態に変化なし。

 嫌な予感を憶えつつネットで症状を調べたら、カメラユニットが故障しているときの症状らしい。。。。

 

 症状をもう少し詳しく書くと

  • カメラを起動すると”ジジジ・・・”という異音が鳴り、カメラ画像が細かく揺れる。(イオンと共に微かに振動も感じる。)
  • 写真を撮る事は可能。ただしピントが合っていなくてボケた画像となる。
  • カメラをフロント側(自撮りする方)に切り替えると異音も画像の揺れは発生しない。(異常なし)

 

 やはりリアカメラのユニットの故障っぽい。はぁ。。。。

 

 故障の原因として思い当るのは今日のツーリングくらいしか無いです。ツーリングの行程全てでは無いけれど、かなりの区間iPhoneスマホホルダーに装着して走っていました。そう、横川駅で写真を撮ったときは問題が無かったです。でもその後もiPhoneをホルダーに装着して走っていて帰りの高速(関越道)もそのまま走りました。

 

 

 

 それで ”iphone カメラ 故障 バイク” でGoogleで検索してみると、iPhoneをバイクにマウントして走ったらカメラが壊れた、という情報が山のように出てきました。

 

 しかもAppleからも ”高出力または大排気量のオートバイに iPhone を取り付けることは推奨されません” というコメントが出されていました。日本語版は今年の7月の日付ですが、英語版では去年の9月にコメントが出されていたそうです。という事は結構前から話題になっていたようです。知らなかった。。。

 

support.apple.com

 

 最近のiPhoneは”光学式手ぶれ補正 (OIS) やクローズドループ方式のオートフォーカス (AF) ”が搭載されていて、それがバイクの振動で壊れてしまうらしい。”ジジジ・・・”という異音はこれらが誤作動して発していたのでしょう。

 そりゃそんな精密な部品に振動を与えると壊れるだろうな、とは思います。

 でもスクーターにiPhoneをマウントして走り回るCM流してなかったっけ?あれを見ていたらまさかこんな故障のリスクがあるなんて思わないよ。。。

 それもあって、Appleのコメントには ”高出力または大排気量のオートバイ” なんて書き方をしているのでしょうね。

 

 ついでに言うと、”振動を長時間直接受け続けると、これらのシステムの性能が低下し、写真や動画の画質の低下につながるおそれがあります” なんて言い回しをしているけれど、はっきりと”故障する”って書けよと思います。

 

 因みに私の場合、iPhone12をバイクにマウントしたのは今回が初めてでは無くて、何度かマウントして走っていますが、問題は起きていませんでした。

 走った距離/時間が短かったからなのか、たまたま故障しなかったのかは分かりませんが。

 

 で、こういう精密なカメラユニットを搭載しているのはAndroidスマホも沢山あるはずなのですが、見つかる故障の情報はiPhoneの事例ばかり。Androidスマホは大丈夫なのでしょうか。う~む。。。。

 

 

 では何か対策は?というと、防振対策(振動吸収ダンパー内蔵)が施されたスマホホルダーがあるようです。

 

 

 

 

 

 もう一つの手段はバイクのナビ用にカメラが壊れても構わない使い古しのスマホを活用すること。SIMが無くても今使っているスマホとデザリングすればナビアプリは使えます。ちょっと面倒ではありますけどね。

 

 その前にまずはiPhoneを修理しなければなりません。

 

 兎も角、iPhoneユーザーの方はバイクでの使用は注意した方が良さそうです。