北海道ツーリングで発症したエンジン不調。北海道ツーリングのレポートの完了と時を同じくして、ようやく原因箇所が分かりました。(いや~長かった....)
早速その当該パーツの新品を注文し、届きました。
注文していたのは...こちら、プラグキャップです。
エンジン不調の原因はプラグキャップの不良でした。
(原因箇所の探求は紆余曲折あり、それは改めて纏めます。)
なかなか原因箇所が明確に分からない中、ウオタニのイグナイター(SPⅡコントロールユニット)の故障かなという考えを強くしていました。がコントロールユニットは単体で購入が可能ですが4万4千円!もします。
もし空振りだった時の経済的、精神的ダメージはあまりに大きいので、しつこく検証し直したところ、どうもイグニッションコイル(IGコイル)側に問題があるように思えてきました。
でもウオタニのIGコイルは壊れているようには思えない。何しろ新品のコイル(1個だけですけど)に変えても症状は解消しなかったので。
それで、まさかと思いつつプラグキャップをノーマルのIGコイルに付けていたものに付け替えたところ、ピタリと不調の事象が治まりました。翌日テスト走行がてら250kmほど走ってきましたが、全く問題はなくエンジンは絶好調でした。
まさかプラグキャップが原因でこんな症状が出ていたとは。
ウオタニのIGコイルに付けたプラグキャップは元々1100カタナに付いていものでした。1100カタナを入手後、直ぐに別のプラグキャップに付け替えてずっと保管していた物。その時のオドメーターの走行距離は1万6千キロでした。
で、ウオタニの点火システムを導入した去年、とりあえず手持ちのプラグキャップを使って組んでみたわけです。
見た感じでは問題無さそうですが、やはり経年劣化していたのでしょうか。このプラグキャップもバイクの製造年と同じ1994年もしくはそれ以前の製造でしょうから。
それにウオタニのIGコイル(ハイパワーコイル)は
SPIIハイパワーコイルはノーマルに比較して2~3倍のスパーク電流、40000Vの電圧を発生します。 (ASウオタニのサイトより)
という事なので、プラグキャップにかかる負荷は大きいと思います。
次の週末はこの新しいプラグキャップを付けて調子を見てみます。
今、暫定でつけているプラグキャップもかなり使い込んだもので劣化は進んでいるはず。エンジンのフィーリングの向上とかがあれば嬉しいです。
いや~不具合箇所がイグナイター(SPⅡコントロールユニット)でなくて良かったです。
それよりも不調の原因が分かって本当に良かったです。