自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

GWの日帰りツーリング ~ 日本三奇橋・猿橋~御坂峠

 GWは近場でゴロゴロして過ごしています。どこ行っても混んでいて疲れるだけだろうし、のんびり過ごすのが一番です。

 とは言え、本当に家に閉じ籠りきりではウンザリしてくるし、カタナはフロントブレーキディスクを新品に交換したばかりで走らせたいし、という事でぶらりと出かけてきました。

 

 いつものように目的地は特に決めず、何となく気の向いた甲州街道を西に向かって走っていきます。

 実はちゃんとバイクを走らせるのは今年初めて。まだ身体も慣れていないし無理せずのんびり走ります。幸い甲州街道は渋滞もなく天気も良くて走っていても気持ち良い。

 バイクはフロントブレーキのアタリもだんだん出てきたし、エンジンの調子も上々です。

 

 

 順調に距離を稼いで大月の近くまで来たとき、日本三奇橋の「猿橋」という看板が目に入り寄ってみる。

 

 

 橋があるだけ、と言ってしまえばそうなのですが、昔はそれなりに人気の観光地だったのかな?と感じさせる雰囲気があります。

 

 

 で、その「猿橋」ですがなかなか見事な橋でした。ユニークで面白い構造で、五重塔とかみたいな造形を感じます。京都にでも来たみたい。まさかこんな近場にこんなものが有ったとは。

 

 近くには重要文化財発電所跡があったり。

向こうに見えるのが発電所の跡。橋から覗く川の景色もきれいでした。

 

 それでいて微妙な寂れ感もあり、なかなか面白い所でした。

 自分が着いたときは見物客は殆ど居なかったのですが、引き上げようとした時は続々とクルマがやって来て、自分が知らないだけで結構名の知れた観光地なのかな?って思ったり。

 

 

 再び甲州街道を西へ。

 今日は大月から河口湖の方に回って道志みちを走ろうか、と考えながら走っていると道の駅「甲斐大和」が見えてきたので休憩。

 時刻は丁度昼飯時。大してお腹は空いていなかったけれど、このあと特に目ぼしい食事処も思い当らなかったので、軽く蕎麦でも食べていくことに。かき揚そば600円(安い)に山菜(150円)をトッピング。

 そばはちゃんとした蕎麦屋さんで食べるより、こういう駅の立ち食いそば的な店が好きです。

メニューはそんなに多くは無いけれど、どれも手ごろな価格で美味しそうでした。


 追加した山菜は、かき揚の横にちょこっとトッピングされているのだろうと思っていたら、小鉢にたっぷり盛られて添えられていました。

 

 

 そばもかき揚も美味しかったし、山菜もたっぷり堪能できました。満足したついでに隣の売店を眺めていたら、面白そうなお菓子を見つけました。

 

 「ミルクソフト紅梅」という名前から梅でも練り込んであるのかと思ったけど、材料に梅は使われていない模様。少し柔らかいクッキーみたいなものだろうか?GWだし(?)ということで買ってみました。(帰ってから食べてみたらやはり予想した通り、柔らかくて少しぱさぱさしたクッキーのような食感で結構お腹にたまる食べ応え。程よい甘さで何か懐かしく感じる美味しさでした。)

 

 勝沼ICを過ぎてから県道34号に入り、周囲にブドウ畑が広がるお気に入りの風景を眺めながらのんびり走る。

 その後国道137号に入り河口湖に向かい、途中で国道を外れて旧御坂峠へ。

 クネクネとヘアピンカーブが続く峠道を上がり、最後に古いトンネルを抜けると峠に到着。ここは風情のある峠の茶屋(「天下茶屋」)があり、また富士山がきれいに見えるのです。決して交通アクセスの良い場所では無いけれど、天気尾の良い日はいつもたくさんの人で賑わっています。

 今日もきれいな富士山を見る事が出来ました。

 

 

 そろそろ陽が傾きつつある時刻。峠を下りて山中湖に向かい、道志みちへを走って一気に道志の道の駅へ。時刻は既に17時近く。でも今の時期は一番日が長くて夕暮れはまだ先。

 

 思い返してみると、御坂峠や道志みちとワインディングが続いたけれど、フロントブレーキの具合が良くて走り易かったと思います。制動力は特に強力という訳では無いけれど、制動力のコントロールがし易いという印象。長距離走る時はこういうブレーキが良いですね。

 

 しかし久々のバイクなので既に首や肩、腰、膝と体中がバキバキ。トイレを済ませ、自動販売機のコーヒーを飲んで、気合を入れ直して最後一気に家まで走り切りました。

 

 疲れた。でも充実したミニ・ツーリングでした。