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自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と機械いじりの日記です

パワー不足のアイロンを改造して再生

【工作】DIY

 先日紹介した“残念な”アイロン。

sword749.hatenablog.com

 スキー板にはちょうど良いサイズで、またスチーム機能とか余計なものが付いていないシンプルな構造は、発熱さえしっかりしていればスキー板のワックス掛けに丁度良かったので尚更残念に思います。

 

 なんとかならないかな?

 先日、会社の同僚と雑談していたときにこのアイロンの話をして、パワーアップするのに何か良い手は無いかな?と言ってみたら、“半田ごての交換用ヒーターを付けてみたら?”と即答してきました。“交換用ヒーターはホームセンターでも売っていますよ”とも。
(私が勤める会社は一応は電子機器の製造会社であり、同僚も電子機器やパソコンとかのDIYをバリバリこなす奴なのです)

 

 なるほど。これは良いかも知れない。

 早速、帰宅後いつもお世話になっている近所のホームセンター(バイクの整備中に急遽入り用な物が出てくると自転車で駆け込むお店です)に行ってみると良さそうな物がありました。


※開封前の写真を撮っていなかったのですが、こんなものです。

白光 ジュニアヒーター80W 337-H

白光 ジュニアヒーター80W 337-H

 

 

 

  アイロンに付いているヒーターを外してこれに付け替えてみたところ十分なアイロン面の温度が得られ、スムーズにワックスがけをすることが出来ました。

 パワーコントローラーで少し温度を絞ってやると丁度良いです。

  アイロンの定格電力は21Wに対し付け替えたヒーターは80W。やはりこのくらいのパワーが必要だと思います。

 

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▲上が元々アイロンに付いていたヒーターで、下が換装したヒーターです。2個で1セットで元々は連結しています。(いろいろと試行錯誤していた途中なので加工しています)大きさが全然違いますね。

 

 

 もちろん、ヒーターの取り付けには少々工夫や手を加える必要はありますが、この辺りについては省略いたします。(単に付け替えただけでは飽き足らず、こうした方がもっと良いはずと試行錯誤を繰り返し、切った貼ったの大改造を行いましたし)

 

 その代わりといっては何ですが、アイロンの分解手順を。

①まず、アイロンの後ろ側にの青いカバーを外します。ケースにはまっているだけなので、小型のマイナスドライバー等でこじってやれば外れます。

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②ハンドルの根元のゴムのブーツを外し(引っ張るだけで簡単に外れます)、ハンドルの付け根部分に通してあるピンを抜きハンドルを外します。(このピンがユルユルで簡単に抜ける、というか抜けてしまいます)

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③赤丸で囲った3つのネジを外すとカバーを外すことが出来ます。(ハンドルのロックを解除するボタンがポロリと落ちてくるのでなくさないように)

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④更に2つのネジを外すと....

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⑤このような状態に。ヒーターはネジで留めているだけです。

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 更に細かいところをみて行くと、ヒーターの配線には温度ヒューズ(240℃)が入っていました。

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 温度ヒューズとは、ヒューズの温度が上がるとヒューズ内の導体が融けて切れるというもの。(通常、クルマやバイク等でも使われているのは電流量で切れるタイプです)

 

 また、LEDは抵抗が付けられていましたが交流ラインに直接付けられているだけでした。(ヒーターとは並列接続です)

 

 余談ですが温度ヒューズもホームセンターで入手が可能です。半田ごてのヒーターといい、こんなものまで売っているとは知りませんでした。ホームセンターって楽しいところです。

 

 

 組み立てはこの逆の手順でやれば良いのですが、ケースを付ける際に

  • ハンドルのロックを解除するボタンをケースにはめておく(向きに注意)
  • LEDランプもケースにはめておく

をしなければならず、これがちょっと難しいです。ケースを下向きにしてアイロン面を取り付ける、又はケースの外からセロテープ等でボタンやLEDランプを留めるな
ど工夫が必要です。

 

 

 因みに今回の改造ではヒューズは省きました。

 元から付いていた温度ヒューズを付けようかとも思いましたが、発熱量が上がるのでこの温度ヒューズで適切なのか良く分からなかったのと切れた場合の交換が面倒。通常のガラス管ヒューズを入れるスペースも無さそう。

 

 でもこのアイロンはパワーコントローラーでの使用が前提で、コンセントの直挿しの使用はしない予定です。そのパワーコントローラーにはヒューズが内臓されているので、まぁアイロン本体のヒューズは無しでよいかな、と。

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 因みにパワーコントローラーのヒューズは早々と交換する羽目になってしまいました。これについては別途書こうと思っています。

 


 兎も角、結果的には自分のイメージどおりのスキー板のワックス用アイロンを格安でつくることが出来ました。このように自分が満足、納得できる道具を自作するってとても楽しいです。

 

 このような事に熱中しているせいでカタナのハーネスの方にはまだ手が付きそうにありません。春はまだまだ遠そうです。

ACコンセントの電力を調整する「パワーコントローラ」

その他

 こういうものを購入しました。

 

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 「パワーコントローラ」なるもので、ACコンセントの電力を可変(絞る)させるもの。ず~つと前から欲しかったのです。

 

goot 電球用コントローラー PC-31

goot 電球用コントローラー PC-31

 

 


 類似の商品はいろいろありましたが、なかなか良い切っ掛けが無ったこともあり
今までついつい購入を先送りしていました。

 今回見つけた「CP-31」は価格が2,300円程。これなら手を出しやすいです。

 


 因みにもうちょっと安い「PC-11」という商品もありましたが、こっちは調整範囲が狭いのでやめました。(「PC-11」は調整範囲が70%~100%の間でしか電力を絞ることが出来ないようですが、この「PC-31」は0%~100%まで調整できます。)

 

goot パワーコントローラー PC-11

goot パワーコントローラー PC-11

 

 


 商品の用途としては電球等照明の明るさ調整となっていますが、私としては半田ゴテのコテの温度調整に使います。

 今使っているコテはちょっとコテの温度が高すぎるので、これでちょうど良い温度に下げられます。

 (パンダ付けはコテ先の温度が重要で、低すぎても熱すぎても上手くは出来ません。)

 

 また、前回の記事で書いたアイロンの温度調整にも使うつもりでした。しかし、あのアイロンは温度が低すぎるトホホなものだったので、調整どころかパワーアップが必要ですが。

 

 ユーザーレビューを見ても皆さんいろいろな用途に使われているようです。ライトの調光の他、卓上扇風機の風力調整とかいろいろ。

 私としては、まずはカタナのハーネス作りのパンダ付けで使うことになるはずですが、半田付けの他にもいろいろな活用が出来そうで、アイディア次第ではかなり便利なものとして使えそうな予感がします。

 地味ですが、なかなかワクワクさせてくれる道具です。

 

衣類用アイロンでスキーのホットワクシング

その他

 昨日、長野に住んでいるかつての職場の後輩とスキーに行ってきました。

 場所は後輩君おすすめの「白馬五竜スキー場」。天気も良く気持ちよく滑ることができました。

 

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▲丁度日差しの具合で向こう側の山(多分「八方尾根」ではないかと思います)の山肌がコントラストくっきりでとてもきれいでした。また空が実にきれいでした。

 

 

 このスキー行きに先立ち、スキーのメンテでホットワクシングというものをやってみることにしました。アイロンを使ってワックスを塗りこむやつです。


 前からホットワックスには興味がありましたが、スキー用のアイロンとかいろいろと道具が必要です。

 バイクのメンテで使う工具同様、闇雲に買って工具箱の肥しになっては勿体無い。まずはお手軽に試してみる方法は無いだろうかと思っていたら、衣類用の普通のアイロンでも出来るのでは?と思い付きました。

 ネットで検索してみると結構皆さんやられているようで、沢山の情報が出てきました。

 どうやら衣類用のアイロンで無理ということは無さそう。

  • スキーのワックスがけに使ったアイロンは衣類には使えなくなる。(アイロンに付着したワックスが衣類についてしまう)
  • スチーム機能付きはアイロン面のスチーム穴が邪魔。(ワックスが穴に入ってしまう)
  • アイロン面のテフロンコーティングは剥がした方が良い(ワックスペーパーを使えば剥がさなくても平気との意見も)
  • アイロンの温度を適温に調整できること。(熱すぎると板を痛めてしまう。ワックスにもよるけど90℃~110°Cくらいが適温らしい)

 ということで、使わなくなった古いアイロンや安物のアイロンを買ってきて使うのが良いそうです。

 

 ちょうど、買い物のついでに立ち寄った家電量販店でアイロンコーナーを見てみると、携帯用の小さなアイロンを見つけました。「pieria」というブランドのDMA-04というモデル。

 スキー板に使うにはピッタリの大きさ。スチーム機能が無いのも好都合。温度の調節機能も無いですが、お値段は980円と手頃だったので購入することにしました。

 その足でワックスやワクシングペーパーとかも入手して準備万端。

 

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▲開封して実物を手にとって見るとかなりテープな造り。電源のON/OFFスイッチすらありません。100円ショップで売られていていそうな商品だな、と思いました。

 

 

 と、ここまでは良かったのですが、何気なくこの商品のAmazonのユーザーレビューを覗いてみたら、驚きの評価の低さ。

 “開封したとたんにハンドルが外れた”なんていうものありましたが、一番の問題は発熱不足。どうもまともに衣類のアイロンがけも出来ないくらいパワーが弱いようです。

 

ピエリア ミニアイロン DMA-04BL

ピエリア ミニアイロン DMA-04BL

 

 

 まさに100円ショップの商品レベル、というかそれ以下のようです。(今の100円ショップの商品の品質や性能は結構上がっていますから)

 

 

 とりあえずワックスがけをやってみると、ワックスをアイロン面に当てると溶けるのですが、スキー板にアイロンを当てて塗り広げようとすると直ぐに熱が奪われてワックスが固まってしまいます。

 アイロンをスキー板に当てて少し塗り広げては離して温度が回復するのを待ち、という要領で何とかワックスを塗ることは出来ましたが、随分と時間がかかりました。

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 ただ、ちゃんと温度を保てるまともなアイロンであれば衣類用でもスキーのホットワクシングは十分にできるな、とは思いました。このアイロンももう少しパワーさえあれば良かったのですが。

 

 とはいえ、やはりアイロンはちゃんとした物を入手した方が良さそうです。スキー用のはどんなのがあるだろうかとAmazonを眺めていたら、こんな商品を見つけました。

 

UNIX(ユニックス) ワキシング・ミニアイロン USB09-55

UNIX(ユニックス) ワキシング・ミニアイロン USB09-55

 

 

 何というか、大きさをいい形状といい、とても似ています。ユーザーレビューの内容もそっくりの低評価(というか悪評価)。

 こういうのは売っちゃいけないですね。

 

 

  ※因みに、分解してみたらこんな構造でした。

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