(前回からの続きです)
この後は特に予定は無いので、キャンプ場に向かうだけです。しかし、ただ走るだけではつまらない。
ふと十勝方面にチェーン展開している「カレーショップ インデアン」のカレーを食べてみよう、と思いつきました。帯広を中心にチェーン店展開しているはずだけど、確か釧路にもあったはず。ルートの途中なので丁度良い。
カレー屋の「インデアン」の名はバイク雑誌のツーリング特集でも度々紹介されていて知ってはいましたが、まだ食べたことはありませんでした。他に魅力的な食べ物が沢山あったし、よくあるチェーン店のカレーはあまり好きではなかったので(具材の形の無いサラサラの飲み物のようなカレーソースは好みではないのです。そういうカレーだと思っていました)。
弟子屈から道道53号を進み、一旦国道274に入り、また道道53号を進みます。相変わらず交通量は少なく道路は独り占め状態。信号も無く快適に走っているのだけど、もうこれが当たり前になっております。
でも釧路が近づくにつれ交通量は少しずつ増えてきて、景色も雰囲気も今までとは少し違うように感じます。
やがて釧路湿原の標識が出てきて、そういえばこの辺りだったな、と思ったけど、湿原を散策するには時間をかなり要するので寄るのは止めました。それに遊歩道を歩くのも熊が怖いし。


釧路の市街地に入ると流石は都市部だなあと感じます。道路は二車線になり、信号も多い。何度も信号で止められるのがやけにじれったく感じる。
そうして遂に「カレーショップ インデアン 愛国店」に到着。時刻は既に14時30分。思いの外時間がかかりました。

メニューを見ると基本のカレーは「インデアン」と「ベーシック」の二種で、それにトッピングの組み合わせのようです。どちらも美味しそうだけど、やはりまずは「インデアン」。トッピングにコロッケを注文しました。

さほど待たずに着丼(丼ではないですが)。
カレールーはドロドロ濃厚で食べ応え十分。私はこういうカレーが好き。味は独特のスパイスがピリッと効いていてとても美味しい。こりゃぁ地元の人が鍋を持参してカレーを持ち帰りで買っていくのも納得。

豚丼、エスカロップ、スパカツ、そしてインデアンカレー。北海道には海鮮以外にも旨いものが沢山あります。
食べに来て良かった。また是非食べたいです。
再び十勝を目指します。海沿いの国道38号はしばらくはネズミ捕りに注意して速度は控え目で走りました。
白糠を過ぎると道が海岸から離れ、登坂車線のある区間でクルマを追い抜いていったらツーリング中のバイクに追いつく。沢山の荷物を積んでいるのでこのバイクもキャンプ泊のようです。
前のバイクはスピードを少し上げる。ペースメーカーに丁度良いので少し距離をあけて付いていく。
しばらく走っていたら、対向車線でネズミ捕りをやっていて肝を冷やす。前を走っていたバイクも一瞬スピードを落とす。幸い?こちらの車線ではネズミ捕りはやっていませんでした。
それから1時間ほど2台で走り続ける。心配していた天気は、釧路を後にしてから青空が広がっていました。少し傾いてきた日に照らされた草原が広がる景色の中を淡々と走る。民家もコンビニも何もない。前のライダーはベテランのようで、速度は一定でコーナーでもラインは安定しているので後ろを走っていて楽です。
心配していた天気は、釧路を後にしてから青空が広がっていました。
やがて現れたセイコマに前のバイクは入っていきました。自分はもう少し走ってから休憩することにする。
そろそろキャンプ場が近いかな?という辺りにあったセイコマで買い出して、予約してあるキャンプ場に向かう。そしてようやく某キャンプ場に到着。
バイクの音でオーナーさんがやって来てキャンプの利用手続き。私のカタナを見て「このキャンプ場で今年2台目のカタナですよ」と歓待してくれました。
オーナーはとても物腰の柔らかい方で、山小屋の管理人のような雰囲気を感じました。
因みに “某キャンプ場” と書いているのは、オーナーさんにSNS等にはキャンプ場の事は上げないでほしいとお願いされたからです。知名度が上がって来場者が増えると困るそうです。“いかがわしい”とか“怪しい”からではありません。
今日の宿泊者は私を入れて3人。他の2人はここの常連らしい。
テントを張ってキャンプの準備を整え、洗濯物を洗濯機に放り込んだら、歓談用の焚火コーナーがある東屋でご一緒させて頂きました。

オーナーさんも加わり、各々が持参した食材を焼いて食べながらお喋り。
(この日はセイコマの生姜焼きにしました。流石にジンギスカンは少し飽きてきました。)
私はどちらかというと知らない人とのこういうかしこまった歓談は苦手なのですが、楽しく過ごせました。バイクでツーリングしている者同士で通じるものがあるのでしょう。どうってことのないツーリングの出来事をネタにした雑談が楽しい。
良い夜でした。
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