去年の秋にやってみて意外な効果があった事について。
カタナに乗っていてここ数年、微妙に悩まされていたことの一つに右手の痺れがありました。暫く走っていると右手が痺れてくる。走りながら右手を振って痺れをとったり、バイクを止めて休憩したくなるほど。
手が痺れる主な要因は振動。でも現状のエンジンの振動はさほど大きくはなないと思います。
カタナはエンジンの振動が多いというイメージだけど、エンジン点火の方式が変更された国内仕様のSR型はそうでもないと思う。キャブレターの同調がしっかりとれていれば振動はかなり少ないです。(ミラーのブレ具合とかも少なめ。)
以前はちゃんとキャブの同調がとれていれば右手の痺れは殆ど気にならなかったはず。なのに何故右手が痺れるのか?走りに出かける度に悶々としていて、あるとき何が原因なのか走りながら考えました。
痺れてくるのは右手だけで左手は何ともなし。何故右ハンドルだけなのか?左右で違いは何か?
違いは左ハンドルはハンドルバーにグリップが直付きなのに対し、右ハンドルはスロットルパイプがあるくらい。
スロットルパイプか...そう言えば手の痺れが気になるようになったのはこれを変更してからのような気もする。
経緯は省きますが、私のカタナのスロットル/スイッチボックスはホンダのCB1100SF(通称ビッグワン)のものを付けています。スロットルパイプも当初はCB1100SFのもので、その頃は右手の痺れは少なかったです。
その後理由は忘れたけど、スロットルパイプだけ他車用のに変更したのが数年前。右手の痺れが気になるようになったのもその頃からのような気がします。(その換えたスロットルパイプはどの車種のものかはよく覚えていません。カタナのもののような気がするし違う気もするし。)
でもそれが本当に手の痺れに関係するのか?という疑問もあり、暫くは静観/放置していました。
が、ある時メンテナンスでスロットルワイヤーをスロットルパイプから外すときにうっかりワイヤーのタイコを嵌めるところを破損させてしまい、スロットルパイプを交換する必要ことにしました。(樹脂製のスロットルパイプではよくやらかしてしまいます。前回ホンダ純正のを交換したのも恐らく同様の破損が理由だと思います。)
それでモノは試しとスロットルパイプをCB1100SF用のものに戻してみることにしました。ワイヤー巻き取りの径は現在のものΦ30より少し大きいΦ34で、ハイスロットル気味になるけどアクセルワークに影響出る程では無いはず。パイプの長さが愛用しているグリップより少し短いけどまぁ良いでしょう。
で、走ってみた結果ですが、右手の痺れは激減しました。
偶々かとも思ったけど、何回か走っても明らかに今までより痺れは低減しました。一日走って少し痺れを感じる程度。まさかこんな部品が原因だったとは。
兎も角手の痺れが無いのは快適。ストレスフリーです。
このスロットルパイプを交換したのは去年の末。これから本格的なバイクシーズンに入りますが、気分良く走られそうです。
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