GWの土曜日、どこかに出かけたいなと思いつつもクルマやオートバイで出かけたら渋滞に巻きこまれてクタクタになるのが目に見えていたので、電車に乗って片瀬、江の島方面に散策に出かけました。
自分の好きな場所をゆっくり歩きながら写真でも撮ろうと。江の島に渡っても良いし、江ノ電で鎌倉に足を延ばすのも良し。
最近は出先での写真撮りはiPhoneで済ます事が多くなりましたが、今回はちゃんとした(?)カメラを持って行きます。NikonのCoolpix P7800。
所謂コンパクトデジカメですがEVFが付いており、ファインダーを覗いて撮影する事が出来ます。やはり写真はファインダー越しに撮るのが楽しいですし、日差しの強い屋外ではファインダーは必須です。
電車に揺られて降り立ったのは小田急線の「片瀬江ノ島」駅。やはり大変な混み具合で、駅を出るまでにも随分時間がかかりました。
まずは江ノ電の「江ノ島」駅の方に歩いて行きます。この通りはいろいろな飲食店や雑貨店が並んでいるのですが、人が多すぎて楽しむどころではありませんでした。
通りの脇道の方にはこのようなお洒落なカフェなどもあります。街並みの雰囲気がそうさせるのか普通の住宅もなかなか良い感じになっています。
喧噪を避けるためそのまま歩いて「江ノ島」駅を通り過ぎ、国道467に出ました。ここはオートバイのツーリングで良く通る道ですが、徒歩で散策するのは初めてです。
まず「龍口寺」というお寺が目に入りました。当然ながらいつもはこの前を通り過ぎるだけ。この際なのでどんなところかちょっと見ていこうと寄ったのですが、これがなかなか面白かったです。(これは後で改めて書こうと思います)
ここから国道467から逸れて江ノ電が通る道を進みます。クルマやオートバイで通るには決して便利な道では無いのですが、下町っぽい雰囲気が好きで良く通っている道で、一度ゆっくり散策してみたいなぁと思っていました。
この道は江ノ電とクルマやオートバイ、自転車、歩行者が一緒に通るカオスのような道路です。
初めて通ったときは、電車がすぐ横を走っていくのに大変驚きました。よくトラブルが起きないものだと思ったものなのですが、これがなかなか上手い事共存出来ているのです。(とはいえ、この日に関してはクルマが多くて電車が通れなくなり、電車がクラクションを鳴らす一幕もありました。(下の写真))
通りには昭和の薫り漂うようなお店が並んでおります。
この通り沿いにあった食堂で昼食をとりました。
基本はラーメン屋さんですが、看板には「中華・和食・洋食」と開き直ったかのような表記が。でもメニューは看板に偽りなしで料理の数は豊富。どれにしようか大いに迷いました。
今回はチャーハンを食べましたが、昔ながらのラーメン屋さんのチャーハンで、ご飯はふっくらかつパラパラでとても美味しかったです。是非また来て他のメニューも食べたいと思います。
この界隈はサーファーが多いです。皆さん自転車にこのようなラックを付けてサーフボードを積んで海岸と家を行き来しています。
江ノ電の「腰越」駅です。このように線路付近でも緊迫感の無い長閑な感じが江ノ電の魅力です。(ただ、この日は大変な人出で、車両の中は"痛勤”電車並みの混雑でした)
江ノ電から分かれてさらに進むとその先は海岸です。海がパッと広がってくる景色は何度通っても良いものです。
と右の方を見てみたら鳥居が見えました。この辺は寺や神社が多いようです。
オートバイで通っているときは全然気がつきませんでした。ちょっと行ってみる事にします。
神社手前の道路(国道134)で信号待ちしているオートバイの中に昨年のモーターショウで発表されたカワサキのZ900RSがいました。オートバイを見ると乗りたくなりますね。
「小動神社」という神社でした。
ここには展望台がありました。江の島方面を一望する事が出来ます。
なんだか公園のような居心地の良い神社でした。子供の頃、小学校の近くにあってよく遊んでいた神社を思い出しました。
何度もオートバイで通っている場所ですが、自分の足で歩いてみるといろいろな発見があり、改めて面白いところだと思いました。
次に続きます。