自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

ハンドルバーエンドの固定

 今年6月にカタナに取り付けたハンドルでちょっと問題が生じました。

 

sword749.hatenablog.com

 

 ハンドルバーのグリップ(バー)エンドがしっかり固定されず、走行中の振動で抜けてくることがあるのです。

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 このハンドルバーは中空のパイプ状になっているので、グリップエンドは固定用のラバーをパイプ内側から密着させて固定させます。

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ビスを締めこむことでラバーが膨らんでパイプの内側に密着して固定されます。

 

 この方式でも普通はガッチリ固定されるはずなのですが。不思議に思ってハンドルバーの中を覗いてみたら、バーの端から2cm位までテーパー状にすぼまっていました。これなら抜けてくる訳です。しかし何でこんな構造にしているのか...

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 いつグリップエンドが脱落するか気が気では無いので、固定方法を確実なものに変更することにしました。

 いつものようにホームセンターに行ってこのような材料を調達してきました。

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寸切りボルト M6✕300mm 2本

高ナット M6✕30mm 2個

ジョイントナット M6  2個

M8ワッシャー(外径22mm) 必要数 2個

ナット、スプリングワッシャー 各4個

 

 

 ジョイントナットとM8ワッシャーは組み合わせて使います。ただジョイントナットの太さは9mm弱あるので、

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 ワッシャーの穴をドリル(丁度8.8mm径のドリル刃を持っていました)で少し広げてやり、ワッシャーがはまるようにします。

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 寸切りボルトはハンドルバーの長さより20mm程短くカット。

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 この寸切りボルトに高ナットを半分くらい通し、緩み防止のためにスプリングワッシャーとナットで固定します。

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 これをハンドルバーに通し、反対側にジョイントナットと22mm径ワッシャーを取り付けます。こちらも緩み防止のためにスプリングワッシャーとナットで固定します。

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 するとこうなるので...

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 この高ナットにグリップエンドをビスで固定します。(ラバーは取り除き、ビスも丁度良い長さの物に変更しました。)

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 しっかり固定する事が出来ました。

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 些細な事ですが、モヤモヤが解消されてスッキリしました。