自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

カタナの持病を治療 ~ 焼けたギボシを交換

先日の週末、カタナのちょっとした修理をしました。

修理の箇所はここ。

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シートの真下、バッテリーの後ろ側に位置するギボシ端子です。
発電用のステータ・コイルとレギュレート・レクチフィアを繋ぐギボシ端子が焼け焦げています。

ここの端子が焦げてしまうのはカタナの持病。750カタナでも悩まされました。
カタナだけではなく、GS/GSX系や他の車種でもよくあるトラブルのようです。
悩んでいる人も多いんじゃないでしょうか。

ここの焦げが酷くなると電気抵抗が増えてレギュレート・レクチフィアからの出力電圧が下がってきます。
状態にもよるけど0.5V~1V程度低下していることがあります。

でも、端子を取り替えても暫くするとまた焦げてしまうのです。
何か良い方法は無いものだろうか?とずーっと考えていたのですが、なかなか妙案が浮かびません。

丸いギボシから平端子に変えると良い、という話を見つけ試してみましたけどやはり焦げてしまう。3極のコネクターに付け替えてみた人もいるようですが、やはり焦げてしまうようです。

端子が焼け焦げる、ということは流れる電流に対し端子の接触面が少なくて発熱している、ということ。

ならば、もっと大型で端子の接触面積が大きい端子を使えば解決するはずなのですが、なかなか適当な端子が見つかりませんでした。

という訳で今回は単にギボシの交換だけ行うことにしました。

因みに焦げていたのはステータ・コイル側のメス・端子だけ。レギュレート・レクチフィア側のオス・端子は焼けている形跡は無いのでそのままにしました。

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ケーブルの被覆は少し長めに剥き、銅線を半分に折り返して端子にカシメました。端子の抜け防止と銅線と端子の接触部分が少しでも多くなるように、との措置ですが、果たしてどの程度効果があるか...

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※ピントが端子に合っていませんね...

 

暫くはこれで様子を見てみます。