梅雨の晴れ間の日曜日。本来ならばバイクで出掛けたい天気でしたが、朝からカタナの不具合の探求に取り組みました。
まず、暫定で取り付けていたFCR35をFCR39に換装。(本当ならあれこれ弄らない方が故障部位の探求には良いのですが)
次にV-UP16の取り外し。接続は切り離した状態でしたが、物理的に完全に撤去しました。なるべくシンプルな状態にします。
そしてイグナイターとIGコイル間の導通チェック。一番怪しい黒/黄のコードを調べます。
イグナイターと接続するハーネス側のコネクターは端子がくすんだ色になっていて僅かでしたが粉を吹いていました。あまり状態は良くないなぁ、と思う。
カプラー内の端子に適当な端子を挿してその端子にテスターの端子を当てて計測します。カプラーの中のメス型端子にはテスターを当てにくいので。
IGコイルに電気を供給する方(橙/緑)もコードの向きを変えたりいろいろいじりながらチェックするも断線の問題は無さそう。う~ん、おかしいところが見つからない。予想では何らかの問題が見つかるのでは、と期待(?)していたのですが。
ここで一度状態を確認しておくことにします。
エンジンの始動はまずまず。自宅をスタートして近場をグルグルと走ります。調子が悪くなってきたときにすぐに帰られるようにです。
ところが一向に不調にはならず。前回のテストで走ったコースを廻っても全然問題なし。
事象は解消したようだけど何が原因だった?と走りながら考えます。
気になるのはイグナイターと接続するコネクターの端子の状態があまり良くなかったことしかありません。少し粉を吹いたような(酸化?)状態になっていたので、もしかして端子の接触不良が起きていたのか?完全に導通が失われていなくても電流は低下していたのかも。
導通チェックのために端子を何度か挿抜したことで端子の接触面が磨かれ接触不良が解消したのかもしれないです。
ならば、と一旦帰宅して先週まで使っていたイグナイターに付け替えてみました。
バッテリーボックスを外しての交換作業は面倒なので、コネクターを付け替えてイグナイターはシート下に置きます。
エンジンは普通に掛かる。走りだしてもエンジンはいたってスムーズ。
先ほどと同じように近所をぐるぐると走り回ります。暫く経ってもエンジンの調子は安定しています。
どうやらイグナイターの問題ではなさそうです。
今回のトラブル、エンジンを止めて少し経つと調子が少し回復したりしたのでややこしかったけど、ハーネスのコネクターの端子の接触不良が原因だったようです。(未だに気持ちはスッキリしませんが。)
ならばとそのままバイク用品店に向かい、これを買ってきました。
問題のコネクターの端子に塗布しておきました。
ということで今回のトラブル対処は一旦終了です。来週は少し距離を走って様子を見ておこうと思います。
しかし、スムーズにエンジンが回るって気持ちが良いものですね。