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自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と機械いじりの日記です

東芝RD-X8のDVDドライブを修理

 私か使っているHDD/DVD レコーダーは東芝のRD-X8というモデルです。もう購入して7~8年経ちます。ちょうどHD DVD vs Blu-ray Discの覇権争いの真っ最中だったと記憶しています。(もうずいぶん昔の事のようです)

 今まで問題なく快調に使えていましたが、久しぶりにDVDにダビングしようとしたら、書き込みエラーが続出してしまいました。ついにDVDドライブがダメになってしまったようです。

 

 使用期間からするとそろそろ新しいレコーダーに買い替えても良い頃合い。

 しかし、今年はカタナのリア・サスペンションを換えたし、タイヤも前後共に交換。安く上げたとはいえ車検も通しました。またブログには書いていませんが(懺悔の意味で書きます)、夏にはメッシュ地のライディング・ジャケットを衝動的に新調してしまい、秋にも超格安とはいえ革ジャンを購入し、Amazonの格安ブーツも購入しました。他にも細々としたバイク関連の出費がありました。必要な事だ(自分に言い聞かせていた)とはいえ、出費額を改めて考えると愕然となります。

 そんな事情もあるのでレコーダーへは買い替えず修理して延命を図ることにしました。

 (支出の配分が著しくバイク関連へ偏重していますが、これがバイク乗りのサガというもの。仕方がないです。)

 

 修理といってもメーカーの保障期間などとっくに切れてしまっているし、どうせDVDドライブをアッシィ交換するだけでしょうから、自分で修理してみることにしました。


 ネットで情報を集めてみるとドライブの品番はすぐに判明しました。「DVR-L12STOA」や「DVR-L14STOA」といった品番のドライブのようです。*1


<参考サイト>

 DVD換装 - RD-Wiki (東芝REGZAブルーレイ&VARDIAまとめサイト)

 

 しかし、このドライブは既に製造中止になっており新品を購入するのは無理そう。頼みの綱、ヤフオクを覗いてみると出品はあったけど、故障したDVDドライブと引き換えにリビルト品が送られてくる、というものっぽいです。値段も結構高め(1万数千円)。

 

 できる事なら安く抑えたいので、ドライブ交換ではなくドライブそのものを修理する方法は無いだろうか?と調べてみました。

 よく目にするのはレーザーの出力を調整するというもの。でもこれはちょっとリスクがありそうなので、他に無いか?としつこく検索しているとドライブのピックアップ・レンズユニットのレールを清掃することによりDVDへの書き込みエラーが解消した、という記事を発見。(その記事を紹介したかったのですが、記事を見つけられませんでした。)

 

 これは一度やってみる価値はありそう。特殊なツールも必要無いので早速やってみました。

 


①まずレコーダーのカバーを外します。左右2本と背面3本のネジを外せばカバーを外せます。

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②ドライブを外す前にケーブルを固定しいるテープを慎重に剥がします。(フレキシブル・ケーブルを傷めぬよう慎重に)

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③ドライブはこの4つのネジを外せば簡単に外れます。
 (近くに別の4つのネジもありますがこれはドライブのブラケットをシャーシに固定するためのもの。最初はこっちのネジを外してしまい、何故ドライブが外れないのだろう?他にも固定箇所があるのだろうか?とフロントパネルまで外してしまいました)

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④ドライブ側のフレキシブル・ケーブルはただの差し込み式なので慎重に引っ張ってやれば外れます。(逆にマザーボード側の方はコネクタにロック機構があるので、ケーブルの着脱のときはロック解除のこと)

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▲ロック状態

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▲ロック解除の状態

 

 もう一つ、赤/黒/黄の電源ケーブルコネクターを持って引っ張れば外れます。

 これらケーブルはドライブのネジを外してからの方が外しやすいです。

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④外したDVDドライブを分解していきます。底面側のネジを4つ外すと金属カバーの片側が外れます。

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 反対側の金属カバーはツメがプラスチックの本体に引っかかっているだけなので、カバーを引っ張りながら外します。

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⑤ピックアップレンズ周辺が剥き出しとなりました。

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 矢印で指す2本のレールにゴミが付着しているとピックアップ・レンズの動きが悪くなりディスクのアクセスエラーにつながるそうです。結構ホコリが付着していました。(なお、ピックアップ・レンズ(円内)には不用意に触れぬよう)

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▲この程度のホコリが動作不良を起こすのかな?とも思いましたが...



⑥爪楊枝で奥のホコリもかき出し、綿棒にアルコールを浸み込ませてレールのホコリを丹念に拭き取り、別の綿棒で乾拭きしてから潤滑剤を塗りました。

 今回使ったのはSHOEIのヘルメットに付属してくるシリコンオイル。バイザーの取り付け部分に塗布するものです。これならプラスチックにも害は無く潤滑性も十分だと思います。

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 後は逆の手順で組み立てていきます。ちょっと注意が必要だったのはDVDドライブの固定。最初の組み立てでは、ほんのわずかですが(ネジと穴の隙間分)向きがずれたようでドライブの開閉でベイがレコーダーのフロントパネルに引っかかって開きませんでした。

 TV放送の受信やHDDの録画タイトルの再生が出来ることを確認し、いよいよDVDメディアへの書き込みテスト。

 DVD-Rでは勿体無いので、DVD-RWDVD-RAMで試します。

 最初はディスクの認識エラーや書き込みエラーなども発生したけれど、何回か再チャレンジしているうちに成功率は上がってきて、ディスクの初期化や書き込みなど10回位やってみたところ、殆どエラーは発生しなくなりました。

 どうやら成功のようです。

 実はこの修理を行ったのは2ヶ月ほど前。今も快調にDVDへの書き込みは行えています。

 DVDドライブ(光学ドライブ)は比較的短寿命と考えていましたが、汚れが原因の動作不良も多いのかもしれません。

 

 結果的に0円で修理ができとても良かったです。チャレンジした甲斐がありました。

*1:PC等に搭載されているドライブと基本構造は同じようだけど、マザーボードと接続するインタフェースがちょっと特殊な模様でフレキシブル・ケーブルで接続するようになっています。