そろそろ夏のツーリングのレポートをボチボチ掲載していこうと思います。
今回のツーリングはソロ・ツーリングとなります。
このところの北海道ツーリングの相棒であるS氏は仕事の都合(夏季休暇中出勤となった)により今回は断念。
私が仙台発の太平洋フェリーに乗る、と伝えると仙台港に見送りに来てくれるという。気持ちは嬉しいけれど、奴が動くと雨雲も活発に活動しだす傾向があるので、どうしてもちょっと複雑な気分になってしまう。
また北海道ツーリングリピーターである以前の同僚のK氏は新日本海フェリー一択でチケット確保を試みたもののやはり予約は取れず、キャンセル待ちも空きが出なかったため断念するとのこと。
せめてと言うことで、北海道ツーリングの帰りにいつも寄っている仙台在住(K氏は帰りのフェリーは苫小牧→仙台の太平洋フェリーを利用している)の旧知のT夫婦のところに夏季休暇中に遊びに行く、という。それもオートバイでもクルマでもなく新幹線で行く、と言うのだから堕落したというか歳を取ったというのか。
ツーリング出発1週間前。ぼちぼち準備を開始。
まずは長旅に備えてオートバイの整備、点検。エンジンオイルは春先に交換してからまだ走行距離は千キロと少しだけだっけど交換しておく事にしました。オイルフィルターも交換です。
リアサスペンションの固定ナットを荷掛けフック型のナットに付け替え、チェーンの点検と注油、タイヤの空気圧も確認し通常時よりも若干高目の空気圧に補填。
案外面倒なのが荷物のパッキング。
必要なものはほぼ所有しているので、荷物リストを印刷して必要なものを集めてバッグに詰めていきます。
テントやシュラフとか殆どの荷物は直ぐに用意できるけど、残りの細々としたものの用意は結構手間も時間もかかり面倒です。
キャンプの料理の調味料やコーヒー/紅茶、洗濯用洗剤を小分けにしたり、ヘッドランプやラジオの電池を充電したり。
荷造りに要する時間の大半はいつもこうした小物類の準備に費やされます。
万がー雨に降られてもよいように、衣類とか濡れたら困るものはビニール袋に包んでバッグに収納。(これが大いに役に立ちました)
今回履いていくブーツはalinestersの防水ブーツなので、ブーツのレインカバーは荷物から省きます。
あと、ツーリング中に酒はあまり飲まないつもりだけど、ウィスキーを300mlの小さなペットボトルに入れてバッグの中に入れました。
こうしてバッグに荷物を詰めてみると、
今回はいつもよりもバッグの空きの余裕が多いように感じる。何か忘れ物をしていなければ良いのだが。
今迄経験からすると、ツーリングを通じて撮影するビデオは数時間に及びます。そんなに長い時間を後から見返す気にはあまりなれないし、素晴らしい!と思った景色もビデオではそれ程には感じなかったり。
また走行中もいつビデオの録画を始めるか/止めるか、と気にしてばかりで自分の目
で風景を楽しんでいない気がします。バッテリーの充電も頻繁に行わなければならず、忙しくて面倒が多い気がします。
と言うことでビデオ・カメラは置いていくことにしました。荷物も減るし(ビデオカメラ本体の他、予備バッテリー、バッテリー充電器、予備のSDカード)、やはり旅はシンプルな方が良いと思います。
その代わり写真をまめに撮る事にします。
あとはフェリーの中で読む文庫本を一冊選び、オートバイの車検証のコピーを用意し、念のために仙台港周辺の地図を印刷して準備は完了です。