自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

北海道ツーリング1日目(パート1)

 朝、目覚ましで予定通りに起床。普段より睡眠時間は少し短いけど調子はまずまず。

 でも旅にでるという実感がまるで無い。何となくウダウダしてしまう。

 それでも出発しなければ。前日にサイドバッグはバイクに積んでいるのでメインのバッグとテントを積むだけ。準備はすぐに整う。忘れ物が無いことを今一度確認。

 最後にウェストバッグのバックルをはめるとパチーンと音が響く。まだ早朝なので辺りは静まり返っています。空は前日の天気予報どおり曇天。まぁ雨の心配は無さそう。

 

 オドメーターの数値をメモ代わり写真に撮り、トリップメーター*1をゼロリセットして出発。

 重い荷物でいつもとは違うバイクの走行フィーリングのせいか若干浮足立った感じ。しかも相変わらず長旅に出るという実感が無い。こんなので本当に北海道に向かって良いのだろうか?

 

 少し走って近くのGSで給油。トリップメーター②をゼロリセットして前後タイヤの空気圧も少し上げる。これが良い間合いとなりだいぶ落ち着きを取り戻せました。GSを出て少し走っただけで ”よし!大丈夫だ” という気になる。

 

 

 高速道路に乗って一路新潟を目指す。しかし早朝なのに高速道路は大渋滞していて焦る。これでは新潟に着くのはいつになる事やら。先が思いやられたけど直ぐにクルマは流れはじめ一安心。

 

 天気は薄曇りで気温もこの時期にしては低目。いつもは晴天で暑いことが多いのに珍しい。メッシュジャケットの下は長袖の冷感インナーウェアだけなので涼しすぎるくらい。

 

 でもバイクの調子は良い。凄く良い。滑るような滑らかな走り。重い荷物を積んでいるのにアクセルグリップを捻れば気持ちよく加速して楽しい!これはウオタニの効果が大きい(他もあるけれど)。トップギアの5速でも加速は鋭く、6速ギアが欲しいと感じる程。

 

 関越自動車道の上里SAで最初の休憩。交通量が多くてややペースは遅いけどここまで順調です。

自分で言うのも何ですけどこの角度のカタナはかっこ良いです。



 しかしここで最初のトラブルが発覚。タコメーターの針の動きがおかしい。速度に対して指している回転数が低すぎる。メーターのデジタル表示をエンジン回転数に切り替えるとこっちはまともな回転数を表示している。一旦止まってイグニッションスイッチをOFFにすればタコメーターの針の動きは復旧する。でもしばらく走っているとまたおかしくなってくる。

 こういう事象は今までに何度かあって、殆どが高速道路を走ったときに発生している。エンジンの振動が原因だろうか?まぁツーリングに支障は無いからと気持ちを取り直して走り続ける。

 

 

 天候は薄曇りが続いていたが上里SAを出て暫くすると霧雨が強くなってきた。大した降りでは無かったが、ツーリング早々に衣服を濡らしたくなかったので次のPA(確か駒寄PA)に入りカッパを着用。

他のライダーもカッパを着るのに続々と入ってきました。

 

 雨は止んだり降ったりしていたが、赤城を超え関越トンネルを過ぎると天候はガラリと変り青空に。夏の日差しで暑い。もう雨は100%無さそうなので次のPAでカッパを脱ぐ。

 

 

 カッパを仕舞っていたら、観光バスのドライバーの方がニコニコ顔で「バイクいいね~どこまで行くの?」と声をかけてきた。新潟港へ行くと言うと「佐渡かい?」。いや北海道というと「北海道かぁ!気をつけてな」。

 ついでにトイレを済ませて走り出すとさっきのドライバーの方がニツコリ笑顔で手を振ってくれました。こういうのが旅の嬉しいところです。

 

 

 越後川口SAで最後の休憩。ようやく遅い朝食のおにぎりを食べる。暑い。

ツーリングとは関係ないですが、きれいな「アメリカングラフィティ」なクルマがいたので思わず撮りました。

 

 

 ここから先は順調。ちょっと交通量が多いところもあったけどスムーズに進めました。新潟亀田ICで高速を下り、いつもの国道49号を走ってフェリーターミナル近くのいつもの7-11で買い出し。

 

 

 ここからは後ほんの少し走って無事にフェリーターミナルに到着しました。

 

 (続く)

 

*1:今回のツーリングではトリップ①で一日の走行距離を、トリップ②で給油後の走行距離を計りました。