自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

2018 北海道ツーリング ~ 2日目(北海道上陸)

 朝起きて外のデッキに出てみると、雲が多いが青空も広かっていて天気はまずまず。時間はあるので朝風呂に入って顔を洗う。朝風呂は実に気持ちが良いです。

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 レストラン入り口前のロビーでは昨夜のラウンジショーの演奏者によるピアノ演奏が行われました。優雅な旅のひと時を味わいました。

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 iPhoneでブログをチェックしたら"Final-gpz"さんとい方からコメントが入っていて、このブログをみて北海道ツーリングに行くことにしたとのこと。もしかするとツーリングの途中でバッタリ遭遇することもあるかもしれない。

 

 11時の定刻通りに苫小牧港に到着。空は雲はあるけど青空もみえて気持ちが良い。

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 船から下りて港の駐車場にオートバイを止めると、ハーレーに乗ったライダーが
 「これはナナハンですか?」と声を掛けてくる。オイルクーラーのホースの取り回しでそう思ったそうで、詳しいですね、と言うと「私もナナハンのカタナを持っているんです」とのこと。「自分も乗っていて言うのもなんですけど、カタナはカッコいいですね一」と仰る。バイクと一緒の写真撮ってあげましょう、と写真を撮ってくれる。

 

 ミラーに括り付けていた札を外し、荷物の状態を再確認して、充電用のケーブルソケットを接続して携帯電話の充電を始めて出発。

 しかし、走り出して直ぐに左のハンドルの角度がずれていることに気がつく。フェリーではハンドルにベルトを掛けてオートバイを固定していたので、そのときにずれたのだろう。(トマゼリの無断階調整のハンドルであるので)

 目に付いたコンビニの駐車場の入りハンドル角度を調整する。

 

 今日のキャンプ地は留萌の黄金岬キャンプ場。

 苫小牧周辺の天気は晴れ。しかしこれから向かう方面の天気は悪いはず。そう思うとちょっと気が重い。

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JR早来駅。とりあえず写真を撮ろうと寄ってみました。


 案の定、直ぐに曇り空となり、岩見沢付近で弱い雨が降り始める。気温も少し下がってきて夏にしては随分涼しい。

 そろそろ昼飯時。涼しいせいか無性にラーメンが食べたいと思うがなかなかラーメン屋が無い。次に目についたラーメン屋に無条件に入ろう、と決める。が、次に現れたのは博多ラーメン屋だった。せっかく北海道に来て豚骨ラーメンはいかがなものか。

 野菜ラーメンの麺1.5玉を注文。ところがこれが予想以上のボリューム。何とか完食したがお腹がきつくなった。

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 外に出ると雨は本降りになっていたので、カッパを着用。雨中走行もツーリングのうち、明後日には晴れるはず。

  北竜町の「ひまわりの里」に寄る。が雨は相変わらず降り続いているし、時間もあまり無い。カッパを脱ぐのも面倒だったので、休憩所の建物の中で雨宿りだけにする。

 そうして外を眺めていたら白いカタナがやって来た。ライダーと少し話しをしたら、自分と同じSR型とのこと。そして同じくGSX-Rの足周りに換装していた。

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 北海道をツーリング中ず~っと雨に降られているそうで、「私は16日に帰るのですが、その頃には天気は回復しているようです」と言っていた。

 

 

 雨は相変わらず降り続いているが、海側の空は少し明るいので、そのまま留萌に向けて走る。問題はキャンプ場の気象状況がどうなのか。岬のキャンプ場なので気がかりである。

 

 海沿いに出ると雨は小降りとなる。そのまま黄金岬のキャンプ場に行って見ると沢山のテントが張られていたのでほっとする。半分以上はライダーの模様。

 そのまま一旦留萌の街に向かい、セイコーマートで食料を買い、ガソリンを給油しておく。

 

 キャンプ場に戻ると雨は殆ど止んでいました。あまり広くは無いテントサイトということもあり、結構埋まっていました。

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 残ったスペースの中で良さそうなところを選んでテントを設営。

 ところが、テントを張り終えた頃にライダーが一人到着。どうも隣のテント(二張り)の仲間だったらしく、近くにテントを張れないか考えていたようだが、諦めて少し離れた場所に設営を始めた。(仲間の二人は出かけて不在でした)

 大学生くらいの若いライダー。折角のキャンプツーリングで仲間と離れてテント張るのも気の毒なので、場所変わろうか?と声を掛けると「そうして頂けると助かりますが、良いんですか?」と少し驚いていた。

 まだ荷物は広げていなかったし、彼もテントの移動を手伝ってくれたので、移設はすぐに終了。

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 近くにいたシニア世代のマダムに「(テントの)場所変わってあげたのかい、おにいちゃん、優しいな~」と言われる。もうとっくに“お兄ちゃん”という年ではないのだけれど。 

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 荷物を解いてキャンプの準備が整った頃、先ほどのマダムが「なぁ、ナマコ食べる?ビールのおつまみにどう?なんか入れ物ある?」。シェラカップを渡して有難く頂く。

 このマダムは京都からワンボックスカーで御夫婦で来られており、もう既に1週間位ここに滞在されているそう。御主人が自宅を出発したのは6月頃で、後から奥様が合流して一緒に道内を巡っているところで、一足先に奥様が帰宅。ご主人は10月頃まで北海道を巡るという。

 ナマコは地元の方から頂いたそうで、美味しい酢の物になっていました。

 そして「あと良かったらこれもどうぞ。あまり美味しくないかもしれんけど。」と言いながらタコとさやえんどうの炊き合わせを紙コップに入れて持ってきてくれた。

 昼飯のラーメンでそれ程空腹では無かったので、夕食はこれだけで十分だな、と思う。S氏からもらったビールを飲みながら食べる。ナマコもタコもさやえんどうも薄目の味付けでとても美味しかったです。

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 日が暮れてすっかり暗くなると特にやる事も無いので、しばらくAMラジオを聴いてから就寝。

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 が、風が強くなってきて、雨も断続的に降りだす。風と雨音で目を覚ましてしまう。

 スマホの雨雲レーダーを確認すると、此処には雨雲はかかっていないのだが。

 テントは去年の秋にシームテープを全面的に貼り直したり、床部分に防水剤を塗布したりメンテナンスは行っているのだけど、テントが雨漏りしないか気になる。そういえばフライシートには撥水剤を塗っていなかったなぁ。明日ホームセンターで撥水スプレーを買ってキャンプのときに塗ろう、と考える。

 

【本日の走行距離:207.7km】