朝6時頃、断続的な弱い雨音で目が覚める。やがて雨音が殆どしなくなったので起きてテントの外に出る。雨が降っていたせいかまだテントの中に篭ってのんびりしている人が多いです。
お湯を沸かしてコーヒーを滝れ、パンをトースターで軽く焼いて食べる。
天気があまり良くないこともあり、ゆっくり荷物を片づける。適度な風が吹いているお蔭でテントのフライシートも乾てきた。
出発前にナマコを頂いた京都の御夫婦と少しお喋り。今日は宗谷方面に行って猿払かクッチャロ湖に行きます、というと、ご主人は「今日、明日はどこも天気悪いみたいだ
よー」と二コニコ笑顔で残念な事をサラリとおっしゃる。
明日からは天気が回復するんじゃなかったのか??
ともかくこの黄金岬キャンプ場はライダーが多く、居心地が良くて気に入りました。また泊まりたいキャンプ場です。
天気予報を再度チェックすると、道北方面は雨は降らない模様。それ以外の地域は雨模様。ちょっと迷いながらもカッパは着ないで出発する。
昨日買い物したセイコーマートに寄り少量のゴミを捨てさせてもらい、「北海道メロンクリームソーダ」買って出発。
が「留萌駅」という道路標識をみて留萌駅に寄って行くことにする。
留萌駅に寄るのは初めて。写真を撮っていたら駅から出てきた老夫婦がカタナのナンバープレートをみて「東京から来たのですか?」と声を掛けてきた。以前関東(座間だったかな?)に住んでいたことがあるそうだ。
ご主人が「写真撮りましょうか」と言ってくれたので撮ってもらう。カメラを構えるご主人の横から奥さんが「ほら、駅も一緒に入れてあげないと」と口を出し「ちゃんと入れているよ」と掛け合いながら撮ってくれた。祖父母に写真を撮ってもらっているような感じでした。
駅の中は待合室や窓口や改札口とか懐かしい造り。待合室には「そば屋」もあっていい匂いが漂っている。「かけそば」を食べたくなっけどこの後の食事を考えて我慢。
留萌駅を後に走り出すと先ほどのご夫婦がバス停にいて笑顔で手を振ってくれた。
道の駅の「鯨番屋」に到着。
二年前のツーリングで会ったライダーが美味かった!と言っていた「鰊丼」を食べようと思ったけれど、残念ながら食堂の営業開始時刻はまだ先。鰊丼を食べるのは諦め、鰊の甘露煮を買う。キャンプでご飯を炊いてこれを載せて鰊丼にしよう。
2階の展示資料を見る。それにしてもこの道の駅も凄く立派になったものだ。
外に出るとオートバイの駐車場に赤/灰色のニンジャを発見。もしかしてFinal-gpzさんかな?*1と思ったが札幌ナンバーなので違うだろう。やはりそう都合よく出会えるはずは無い。
道の駅を後にして暫く走るとポツリポツリと雨が降り始めてあっという間に雨足が強くなってきた。たまらずパーキングに入ってカッパを装着。
因みにこの辺りの道沿い(海沿い)の家々はどれも木の板の塀のようなもので囲われています。防風、防雪用でしょうか。
ほどなく羽幌に到着して何度か訪れている「北のニシン屋」に寄る。丁度食堂の営業が始まったばかり(11時)だったので、あまり待たずに席に着けました。
食べたのは今回も「羽幌丼」。丼に載っている海鮮類は毎回違うようで、前回が一番豪華だった気がします。でも今回も値段(1600円)を考えると十分納得の内容。
ウニが沢山載っている!と思ったけど下に玉子焼きがあってかさ上げしていました(笑)。また「しめ鯖」に見えるのは鰊を酢でしめたものです。
羽幌を出発して暫く走っていると雨が上がりました。やはりドライの路面の方が走るのが楽しい。カッパを脱ぐついでにちょっとわき道へ入ってみる。国道から少し外れるだけで北海道らしい風景が広がっていました。
こんな事をしていたので段々時間が押してしまいました。
ブログも次に続きます。
*1:Final-gpzさんは赤/灰色のニンジャに乗っているとの事だった