私のカタナでは、エキパイの取り付けをボルトをスタッドボルトに交換しております。
以前はオイルフィルターを交換する度にエキパイを外していました。頻繁にエキパイの固定ボルトを抜いたり締めたりしていると、そのうちエンジン側のネジ穴を痛めそうだったのでスタッドボルトに代えました。
750カタナに乗っていたときの事です。その後、エキパイは外さなくてもオイルフィルターの付け外しができる事に気付きましたが、スタッドボルトはそのまま使っていました。スタッドボルトの方がエキパイの着脱は楽でメンテ作業が楽です。
当時からカタナのスタッドボルトのキットはこういうのが売られていましたが、ボルトとナットのセットにしては高いよなぁと思い、
ホームセンターでM8のステンレスのネジ棒を買ってきて丁度良い長さにカットして、通常のボルトとスプリングワッシャーでエキパイを留めていました。
見た目はちょっと悪いので、そのうちちゃんとしたものに交換しようと思いつつ月日は流れて今に至っておりましたが、ようやく手を付ける事にしました。
まずスタッドボルトをちゃんとしたものにしようと市販の物を探してみると色々とあるのですね。
ただ、市販のものは丸棒の両端にネジを切っているだけで真ん中部分をスパナ等で掴んで回せるようにはなっておらず、これならわざわざ買って替える程ではないかな、と思いました。
それでナットだけ替えることにしました。見た目が良いのはやはりフランジの袋ナット。それもナット部分が少し長いものが良い。
うまい具合に8個セットのものがありました。
ナットだけの交換ですが、この際なのでスタッドボルトを外して点検することにしました。
スタッドボルトはこのようにダブルナットで固定して回します。幸い固着しているボルトは無くスムーズに外すことが出来ました。
どのボルトも状態に問題は無さそう。一本ちょっと長目のがあったので、少しカットして長さを合わせます。
スタッドボルトはカジリ防止にモリブデングリスを塗って取り付けました。そしてエキパイを取り付け、新しいスタッドボルトで固定。
うん、良いですね。見た目はグッと良くなりました。ただ、正直に言うと思っていた程の感動は無いですね。あまり目立たない部品だからでしょうか。
でもこういう細かいところも拘っていきたいと思います。