自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

AZの超極圧・極潤滑オイル

 Youtubeでバイクのメンテナンス関連の動画を見ていると「ベルハンマー」という
潤滑剤をよく見聞きしました。「超極圧潤滑剤」なるもので、大きな荷重がかかるところでも高い潤滑性が確保され、耐候性、耐久性もあるらしい。数年前から話題になっていたようです。潤滑性能の実験動画とかもありかなり興味を惹かれました。

 

 

 

 これは良さそうだ、ちょっと高いけど買おう!

 

 と思ったところで、もしかしてAZに似たような潤滑剤があるんじゃないかな?と調べてみたら、やはりありました。「CKM-002」というもので、ベルハンマーよりずっと安いしユーザレビューも高評価。ゴムへの攻撃性は無いのでシールチェーンにも使えるし、サスペンションの取り付け部分とかに注油すると大きな効果が有りそう。

 

 早速450mLのリキッドタイプを注文。ついでに注油用のスポイトみたいな物も注文しました。スプレー式では無いので、こういうのがあった方が良いでしょう。

 

 

 早速あちこち塗布してみました。

 フロントフォークのオイルシールとの摺動面、リアサスペンションの取り付け部分、リアサスペンションのロッド摺動部分、それとチェーン。

これはチェーンの注油には良いですね。スプレー式のように飛び散らないし、必要な分だけ塗布できるし、余分なのは拭き取り易い。とても使いやすいと思います。

 

 

 その効果はどうだったかというと...結論から言うと今のところカタナでは思ったほど実感はできていません。

 チェーンはまだ交換したばかりでコンディションは良好だし、リアサスペンションの取り付け部分もしっかりグリスアップされていて現状でも動作はスムーズな状態で、CKM-002の効果は実感しずらい状況でした。フロントフォークの動作はよりスムーズになったように感じますが、総じてあまり効果は体感できていない、というのが正直な感想です。

 

 

 効果を感じられたのは自転車(買って十数年経つクロスバイク)のチェーン。ペダルを漕ぐのが滑らかになったのは今まで使っていたチェーンルブと同じですけど、違いを感じたのは上り坂。ペダルを漕ぐのが楽というかスムーズというか。表現が難しいけど、今までとは違う感覚で楽に坂を上れます。そしてひと月ほど経過しても効果は持続。他の潤滑剤とはちょっと違うと感じています。

 

 

 他にもいろいろなところに使ってみようと思っています。

 その中で楽しみなのはフロントフォークオイルに混ぜてみること。AZの商品説明には何も記されていませんが、ちょっと面白そうです。因みにベルハンマーのメーカーサイト(鈴木機工さん)ではフォークオイルの添加量も記されていて、そういう使い方も有りなようです。

 今使っているオイルはカワサキのKHL-15-10というかなり柔らかい部類のですが、それでも減衰調整はほぼ最弱にしているくらいなので。フォークの動作がよりスムーズになると良いなと期待しています。

 

 それともう一つはエンジンオイルへの添加。CKMではそういう用途は紹介されていないのですけど、ベルハンマーと同様に使えるんじゃないかと。実際ECサイトのユーザーレビューには“エンジンオイルに添加している” というレビューが沢山ありました。最初は間違って違う商品を閲覧していいるのか?と思ったほど。結構効果はあるようで、かなり気になります。

 

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