メーターパネルのウィンカー表示用の電球をLEDに変えたらハイフラッシャー状態となってしまったカタナ。
そのため、ウィンカーリレーをLED電球対応のものに変更することにしました。
▲ウィンカーリレーはサイドカバーの内側にあります。750カタナではガソリンタンクの下だったと記憶しています。国内仕様独自の配置でしょうか。
▲リレーを取り付ける“引っ掛け”部分は後から追加で取り付けたように見えます。が、パーツリストでのイラストもこのような形状になっているので元々こういう構造のようです。
実はリレーそのものは既に購入済みでした。
ウィンカーの電球のLEDイヒは元々考えていて、その準備としてリレーだけでもと入手していたのです。(入手したリレーはこちら。リレーは意外と安かったです。)
ウィンカーの点滅は結構電気を食うようで、信号待ちのときなどアイドリング状態でウィンカーを点滅させると電圧計の表示がどんどん下かっていってしまいます。なので、ウィンカーは是非LED化しようと思っていました。
では何で今までやらなかったのか?というと、‥‥
換装可能なLED電球を探したのですが、思っていたより値段が張ったのと、明るさが足りないとか発光色が青白いためウィンカーの視認性が悪くなったというユーザーレビューが多かったからです。
価格が高いものなら良い物もあるのでしょうけど、そこまでしてやらなくても良いか、と先延ばししていたのです。
という訳で、ようやく部分的にですがウィンカーのLED化に着手することとなりました。
カタナのウィンカーは端子が二つのタイプ。入手したウィンカーも端子が二つのものを選びましたが、端子の形状が全然違います。
▲左がノーマルのリレー。右がLED対応のリレー。
ノーマルは110型端子のコネクターで、LED対応の方は250型の平端子。当然ながらこのままでは接続不可能です。
丁度手元に110型の2極のコネクターセットがあったので、接続アダプターをササッと作りました。
で、取付けです。
ウィンカーに極性の記号があり、メーカーの説明によると“B:12Vバッテリー側へ接続(プラス) L:ウインカー(バルブ)側” とのことです。
ウィンカーは取付け用のホルダーが付いていましたが、これがカタナにピッタリ合うサイズ。
きれいに納まりましたが、接続コードがちょっとフレームに当っています。ライトアングル(コードを横向きに付けるタイプ)の平端子にした方がベターです。(そのうち端子は変更しようと思います)
変更したウィンカーの点滅は今までより若干速め。そして当然ながら時計のように均一な点滅間隔です。それとチカ、チカというリレー音もしないです。(あえてメカニカルなリレー音を出すものも有りますが)
今まではバッテリーの状態とかで点滅が速かったり遅かったりしていたので、この無機質で正確な点滅間隔を見ているとなんだかグッと近代的(?)なバイクになった感じがします。
逆に言うと、このようなウィンカーの点滅の不安定さとかも旧車の味になっていたのかもしれません。
ハイフラッシャーもウィンカーの球切れを示す良い仕組みでしたし、旧い物も良いところはあるのだな、と思いました。
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