カタナのメーター換装では単にメーターを繋ぎ換えるだけではなく、新たにハーネスから電源を取り出す(+12Vの接続)必要が発生しました。
メーターには合計3本(一本は常時給電)の12Vを供給しなければならないし、速度センサー(DCDCコンバーター)にも12Vの供給が必要。
今迄にもETC車載器やV-UP16やらMSAとかの点火系のデバイスを追加していてそれらに+12Vを接続していましたが、メーター換装で一気に電源接続が増えた感じでこれは接続の仕方をちゃんと考えないといけないなぁ、と心配になってきました。
それで改めてカタナの電気配線図をじっくり見てみました。
カタナの配線(ハーネス)はヒューズボックスで4系統のラインに分かれております。
ヘッドライトランプに電源を供給する系、ウィンカーやメーターの電気系、イグニッションコイル等のエンジンの点火系、そしてこれらを束ねるメインの電気系。
ヒューズはそれぞれが10Aですが、メインのヒューズは20Aとなっています。(3系統で均等割りしたとして夫々7A弱ってとこ。)
配線図に色付けして分けてみるとこんな感じになります。
【ヘッドライト系(HEAD)】
【ウィンカー/メーター系(SIGNAL)】
【点火系(IGNITION)】
【メイン系(MAIN)】
このように分けてみると分かり易いですね。
ヘッドライトはノーマルのハロゲンライトからLEDに変えたので消費電力はかなり減っているはず。
一方、ウィンカー/メーター系や点火系は...デバイスの追加で電流値が増える事はあっても減る事は無さそう。
これはきちんと考えて追加配線(電源取り出し)をしないとマズそうです。
過去に点火系(IGNITION)のヒューズ切れが発生した理由が分って来たような気がします。このような配線系統は気にせず適当に電源を取り出していましたから。(おっ!この使っていないカプラーから電源とれるな、と適当に追加接続していました。)
また想像以上に電気を食っているデバイスがあるかもしれません。
まずは現状を把握した方が良さそうです。各系統の電流値を測ってみようと思います。その上でマズそうなところがあれば対策を施そうと思います。
(次回に続きます。ただ手を付けられるのは何時になることやら...)