自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と機械いじりの日記です

KZ ATE というイヤフォン

 以前、“安くても音の良いイヤフォン”について書いた後、たまたま「KZ-ATE」というイヤホンを見つけました。

 SHUREのE2cみたいな形状で、一見高級感が有りますが値段は随分安い(2千円前後)。どうせバッタ物だろう、と思いながらもネットで検索してみると意外にも沢山のブログで紹介されていました。中華製で安いのに音が良いと高評価。

 Amazonのユーザー・レビューの評価もかなり良いので、若干の怪しさを感じつつも注文。当時の注文価格は送料込みで1,250円。(これが最安値でした。)


 China Postから日本国内の郵便にリレーして2週間位で到着。

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 高級感は無いけれどプラスチックのケースに入っていて、イヤーピースは3セット(ウレタンタイプのがLとMのニサイズ、スポンジタイプのがLサイズ)付属していました。あとはイヤホンのみで取扱い説明書等も無くすっきりとしたパッケージ。

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 イヤホンの質感はまあまあ。マイク/スイッチ部分とかが安っぽい、コードは被覆がゴムのような変わった質感、コードの長さが左右で若干(1cmくらい)異なる、とかいろいろチープさはありますが、イヤホン本体(箇体)の仕上がりは悪くないです。

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 肝心の音の方は?と、iPhoneにつなげて聴いてみると予想していたよりもなかなか良い音。
 高域と低域が強調された所謂“ドンシャリ”系ではなくバランスの取れた心地良い音。若干篭り気味にも感じたけど、今まで使ってきたイヤホンとはちょっと違う雰囲気の音でついつい聴き入ってしまいました。長く聴いていても疲れない聴き易い音です。

 これは良い!と一晩鳴らし続けてみたところ篭りがとれてかなり澄んだ音に変化。

 楽器の細かい音まで聞き分けられ聴き慣れた曲が新鮮に聴こえました。また音の奥行きが感じられ、ライブの楽曲では観客の拍手や歓声とかがとてもリアルで会場で聴いているような気分。

 今まで使ってきたイヤホンで一番安価なのに一番音が良いかも、と思う程ですっかり気に入ってしまいました。

 因みに音質はエージングが進むにつれてその後も少しずつ変化していき、100時間くらいで落ち着いたと思います。初めの頃より若干低域が厚くなった印象です。(国産のイヤホンに比べエージングでの音の変化は多いように思います。)

 

 

 このように音的には大満足でしたが、他の部分では “安かろう悪かろう”的なところがありました。

 まず、マイク/スイッチが効きませんでした。

 スイッチを押すと曲の再生/停止*1や、(スマートフォンでは)電話の着信応答や発信が出来るようですが、機能しませんでした。

 それでいて、音楽の再生中にiPhoneのsiriが起動して “ご用件は何でしょう?”と尋ねてきたり、勝手に電話を発信しようとしたり、曲が早送りされたり、とおかしな事象が頻発。

 イヤホンジャックの根元付近を触ると事象が発生しやすいので、どうもこの辺りに問題(断線かショートしかけている)があるようでした。またコードにほんのちょっと触れただけでも事象が発生したりもしたので、静電気も影響していたように思います。(フリースを着ているときに事象がよく発生しました)


 普段ならうんざりして捨ててしまうほどの不具合ぶりでしたが、それでも使い続けたのはやはり音が圧倒的に気に入ったからです。

 そして不思議な事に使い続けているうちに不具合事象は収まってきました。今では殆ど誤動作は無し。しかもスイッチもちゃんと機能するようになりました。

 

 自然治癒する家電機器は初めてです。

 いろんな意味で面白いイヤホンで、自分的には今年一番のヒットでした。 

 

 

 

  後継機種といわれるこれも良いです。

 

 

*1:2回連続で押すと次の曲ヘスキップ、2回連続で曲の先頭に戻ります。