ようやくカタナが復活しました。
修理に預けてから1か月。予想以上に長くかかりました。
ボルトが固着したシリンダーヘッドは内燃器屋さんに出してボルトの除去を依頼していたそうなのですが、内燃器屋さんの作業が詰まっていたようで、なかなか作業に着手できなかったそうです。
しかもボルトは除去できたものの、ネジ穴が傷んでいたので溶接で肉盛りしネジ穴を作り直すこととなり、尚更時間がかかる事となりました。
▲ボルト類も新品です。
さて、仕上がったカタナですが、改造を施した訳ではないので修理前と特に変わったところは無く、至って普通。乗り味は殆ど変わりません。
▲当然ですが見た目もなんら変わらないです。
ただ、バイク屋からの帰り道で走っていて気が付いたのですが、ミラーに出ていた振動が減っていました。
修理前はエンジンの回転が4,000回転以上になるとミラーの振動が酷くなってきて、後ろがろくに見えなかったものです。時にはミラーの角度がずれてしまう程。
それがごく普通レベルに改善されていました。ハンドルに感じる振動はそう変わっていないように感じるのですが。(多分、ある周波数域の振動が減ったのでしょう。)
タペットのクリアランス等、気になる箇所の確認はしてくれたそうですが、問題あるところ、気になるところは特に無かったとのこと。殆どただ組み直しただけのようなのですが。
ともかく、オイル滲み(漏れ)は直ったし、長年気になっていた振動も解消されたようなので良かったです。